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彼岸も近づき秋めいてきましたね。
秋といえばやっぱり“食”ですが、今年は秋刀魚がおいしいです。
その辺のスーパーで100円で買っても結構おいしい。
「まだ食べてない!」という方はぜひどうぞ。
安くてもおいしいんですが、一応いい秋刀魚も調べてみました。
が!
ネットでも1尾100円の秋刀魚発見。
まあ20尾で2000円ですが、送料込みなので、間違いなく1尾100円
です。しかも、その辺のスーパーのよりはだいぶおいしそう。
刺身でもいけるとのことですが、1家族には多いかな…
「本当においしいのが食べたい!」という方には200g以上の特大
サイズというのもあるようです。
こちらも20尾で3675円ということなので、意外に高くないかな。
やはり秋刀魚は庶民の魚、安くてうまいのが一番です。
-------- 目次 --------
■ 今日の映画
転がれ!たま子
□ ヒビコレリンク
□ DVD今日の買い!
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■ 今日の映画 − 転がれ!たま子
--cinema2052------------
転がれ!たま子
2005年,日本,103分
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<キャスト&クルー>
監督 新藤風
脚本 しんどうぎんこ
撮影 佐々木原保志
音楽 磯田健一郎
キャスト 山田麻衣子
岸本加世子
竹中直人
松澤傑
与座嘉秋
ミッキー・カーチス
広田レオナ
松重豊
<評価>
☆☆1/2(満点=5)
<プレヴュー>
子供のころから用心深く育ったたま子は、鉄兜をかぶって何年も
街から出たことがない。そのたま子が母に大好きな甘食代を自分で
稼げといわれてアルバイトをすることに。さらに、その甘食を買う
日進月歩堂のじいちゃんが病気で倒れてしまい、たま子は甘食を求
めて街を出る決心をする…
新藤兼人の孫新藤風の長編第2作。主演はこれが映画初主演とな
る山田麻衣子。ガーリーな雰囲気はいいが、映画としての見ごたえ
は今ひとつ。
<レビュー>
山田麻衣子はいわゆる個性的な美人という感じでスクリーン栄え
する。この作品にも出ている広田レオナの若い頃をどこか思い出さ
せる顔立ちで、個性派の美人女優になってくれるかなという期待を
抱かせる才能だ。
その山田麻衣子演じるたま子が鉄兜(というよりは金属で覆った
ヘルメット)をかぶり、甘食さえあれば幸せで、狭い街から一歩も
出ようとしないという設定は、つまり自分の殻に閉じこもり外の社
会を拒否する若者の暗喩であることは明らかである。つまりこれは、
自分の殻を破れない若者への応援歌、自分の好きなものをきっかけ
に社会に出れば、そこで何かを見つけることができるはずだという
メッセージなのだろう。
そんなわかりやすく、若者らしいメッセージを打ち出した作品だ
が、面白いのはそのストーリー展開とたま子の物語よりも周りで起
きる瑣末なことである。弟は母の親友のマーブルさん(広田レオナ)
に感化されてバスガイドになりたいと言い出し、たま子にずっと惚
れていた幼馴染のトラキチは突然たま子の母タツコへの愛に気づく。
そのあたりのとっぴな展開のあまりに突っ込みどころ満載なとこ
ろがこの映画の一番面白い部分だと思う。タツコがやっている美容
室で働く平岩紙もいい味出してるし、いい作品になる要素は十分に
そろっているのだが、どうもこの作品はしっくり来ない。それは、
作品が全体的にちぐはぐな感じを与えるからではないか。たま子は
自分の殻に閉じこもっているために、こんな楽しい家族ともどこか
で隔絶している。そしてたま子は自分の幻想的な世界に入り込み、
少年の幻を見たり、幻の穴に落ちたりするわけだが、そのたま子の
世界と周辺の世界が混ざり合う瞬間があまりに少ないのだ。たま子
は外の世界に出るとはいえ、そこでは家族は置き去りであり(ある
いはたま子が置き去りにされているのか)、たま子はまた別の世界
で閉じこもるだけにも思えてくる。
そして、唐突に使われるCGも世界全体のまとまりをなくす原因
のひとつだろう。全体的にはレトロでアナログな雰囲気なのに、そ
こに唐突にCGが入ってくる。それはたま子の心理を表現したもの
なのだけれど、果たしてそれをCGで現実化する必要があったのか。
映画は映像で語るメディアではあるけれど、すべてを映像で見せて
しまうのは観客の想像力を奪い、映画からはみ出ていくのを邪魔す
る。CGで見せなくてもわかることは観客に想像させたほうが世界
に広がりが生まれ、印象に残りやすくなる。
この作品で新藤風という監督の能力を云々する気はないが、この
作品に限って言えばまだまだ未熟といわざるを得ないだろう。脚本
は結構いいと思うのだが、それをまとめきる技量がまだないという
ところだろうか。ちなみに脚本のしんどうぎんこは児童文学作家で
新藤風の叔母ということらしい。つまり、プロデューサである新藤
次郎の妹で新藤兼人の娘ということ。身内感たっぷりの作品ですが、
試写を見た新藤兼人さんは「君たちは僕の意見を一つもきかなかっ
た!」と嘆いたそうで、やはり巨匠の言うことは聞くべきだったと
いうことでしょう。
次郎プロデューサは娘にかまけるより、ぜひ兼人監督の新作の準
備に奔走していただきたいところです。
□ ヒビコレリンク
特にありません。
□ DVD今日の買い!
<今日の作品:転がれ!たま子>
<今日のお勧め>
新藤兼人アンソロジーを見よ!
『原爆の子』『縮図』『どぶ』『狼』『第五福竜丸』
『裸の島』『人間』『母』『鬼婆』『悪党』『藪の中の黒猫』
『裸の十九才』『わが道』『ある映画監督の生涯』『竹山ひとり旅』『落葉樹』
『ブラックボード』『さくら隊散る』『墨東綺譚』『午後の遺言状』『生きたい』








