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沖縄の八重山は台風で大変だそうで。
読者がいたとしても、停電で読めないかも知れませんが、お気を
つけください。
本土のほうは台風などはありませんが、少し前には北海道で大雨
が降ったり、まだまだいろいろな天候不順が…
たまにはすっきりとした秋晴れの空を見たいものです。
-------- 目次 --------
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サリヴァンの旅
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■ 今日の映画 − サリヴァンの旅
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サリヴァンの旅
Sullivan's Travels
1941年,アメリカ,90分
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<キャスト&クルー>
監督 プレストン・スタージェス
脚本 プレストン・スタージェス
撮影 ジョン・サイツ
音楽 レオ・シューケン
チャールズ・ブラッドショウ
ジグムンド・クラムゴールド
キャスト ジョエル・マクリー
ヴェロニカ・レイク
ロバート・ワーウィック
ウィリアム・デマレスト
<評価>
☆☆☆1/2(満点=5)
<プレヴュー>
貧しい人々を描く映画を撮りたいと考えるコメディ映画監督の
サリヴァンは貧しい人たちの生活を知るために浮浪者の格好をし
て旅に出ることに。しかしなぜかハリウッドに戻ってきてしまい、
そこで家に帰るところだという女優志望の美女に出会う…
コメディ映画の巨匠プレストン・スタージェス自身のコメディ
作家としてのポリシーを宣言したような作品。
<レビュー>
映画の前半は徹底したスラップスティックコメディでなかなか
面白い。サリバンが旅に出てすぐ、超スピードの車でスタッフの
トレーラーを振り切ろうとするシーンに、そのトレーラーの中で
転換されるどたばたのアクションはいかにもな感じだが面白い。
映画の後半で、主人公のサリヴァンがどたばたコメディアニメを
見てコメディの面白さを見直すように、コメディの基本はやはり
どたばた、サイレントの長い歴史で培われてきたスラップスティッ
クの面白さはやはりハリウッドというところだろうか。
そして終盤は変わってシリアスなストーリーとなる。浮浪者に
化けての旅でそのつらさを実感したサリヴァンだが、結局それは
その生活がいやになったからやめるというだけのことで、果たし
てそれが本当に貧しさを知ったということになるのだろうかとい
う疑問が沸く。だから、それだけではもちろん終わらない。その
安易な体験から貧しい人々に施そうと考えたサリヴァンはさらに
苦しい境遇に追いやられるのだ。
しかし、それでもどうも中途半端というか、結局金持ちの映
画監督の視点からは逃れられない。最終的にコメディに立ち戻る
という展開はいいのだが、結局それとつらい境遇の体験は結びつ
いていないように思えてしまう。
それはつまり、結局スタージェスはコメディ作家であり、社会
派映画は撮れないということだろうか。この作品の中でサリヴァ
ンは社会派映画を撮ることではなく、コメディを撮り続けること
で貧しい人々のために尽くそうと考えたわけだけれど、それはス
タージェスのモーションに過ぎず、結局社会派映画が撮れないこ
との言い訳に思えてしまう。
本当のところ、スタージェスはそんなことを考えず、コメディ
映画を撮っていれば、それなりに面白い作品が撮れるのだから、
わざわざこんな回りくどい作品を作らないで、コメディを撮って
いればよかったのではないか。もちろん、作中でも言われるよう
に時代というものもある。この作品がとられた第2次大戦のまさ
に真っ最中にコメディを撮るには、それなりの理由付けが必要だっ
たのだろう。
この作品自体はまあまあの出来だけれど、プレストン・スター
ジェスという監督を観るについては、不可欠の作品だという気が
する。この時代のハリウッドのコメディ映画は今見て笑うという
のはなかなか難しいが、単純な笑いはやはり面白い。スタージェ
スの単純な笑いが、単純な動機から出たわけではないということ
をこの作品は説明し、理解を求める。実際そんなことはどうでも
いいといえばいいのだが、映画が現実社会と密接にかかわるもの
であるということを考えると、それも無視できないことなのだろ
う。
小難しいことは考えず、単純に楽しみたい作品ではあるが…
□ DVD今日の買い!
<今日の作品:サリヴァンの旅>
<今日のお勧め>
プレストン・スタージェス作品






