2007年10月10日

深呼吸の必要

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私はDVDの宅配レンタルでDISCASを使っていて、それなりに
満足しているのですが、DISCAS以外にもぽすれんやDMMというの
もありますが、どうもツタヤのネームバリューもあってDISCASの
ひとりがちという感じです。
そんな中、楽天もレンタルサービスをスタートしたそうです。

これはDISCASの最大のライバルになるかもしれません。使って
見ないと、具体的にはわからないのですが、今なら月980円という
安いプラン(月4枚)があるそうなので、宅配レンタルを検討し
てい方は是非こちらも見てみてください。



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 深呼吸の必要

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − 深呼吸の必要


--cinema2067-----------

 深呼吸の必要

 2004年,日本,123分

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<キャスト&クルー>

監督 篠原哲雄
脚本 長谷川康夫
撮影 柴主高秀
音楽 小林武史

キャスト 香里奈
     谷原章介
     成宮寛貴
     金子さやか
     長澤まさみ
     久遠さやか
     大森南朋

<評価>

☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 沖縄の離島にきび刈りのアルバイトにやってきたひなみ、古参の
田所に支持されながら仕事を始めるが、一緒に働くことになった4
人は互いに打ち解けようとしない難物ばかり、なれない作業もちっ
とも進まずいらいらばかりが募る…
 『月とキャベツ』などの篠原哲雄が監督した青春群像劇。離島の
雰囲気と旬な役者たちが何人も出ているというところが見所か。作
品としては平凡なもの。



<レビュー>

 キビ刈りというのは本当に重労働で、たくさんの若者が沖縄本島
や本土から行くという。特に離島の小規模なサトウキビ農家は経営
が大変で、アルバイトというよりは援助ボランティアという形が多
い。だから、こんな実情も知らないわがままな若者ばかりが集まる
ということもなかなかないと思うのだが、まあそこは物語り、それ
ぞれがそれぞれに何かを抱えてやって来たという設定でも致し方な
いだろう。
 しかし、この若者たちが抱えているものというのがよくわからな
い。香里奈が演じるひなみが主人公ということになっているが、彼
女についてのエピソードはまったく語られず、彼女が何を求めてキ
ビ刈りに来たのかがよくわからない。5人の中では一番素直で、一
番社交性があり、何かやむにやまれぬ事情を抱えてきたとも思えな
いし、このバイトが割りがいいとも思えない。
 そして他のメンバーも大半がどうも理解できないキャラクターで
ある。いきなり世間知らずを露呈するわがまま娘というキャラクター
を振られた悦子はまあ南の島でバイトという響きだけでやってきた
のだろうと想像はつくが、いまどきこんな若者が本当にやってくる
のだろうかという疑問は浮かぶ。成宮寛貴演じる大輔もいちいち突っ
かかってくるが、そもそもそんな態度をとるのなら、どうしてこん
な閉鎖的な環境にやってきたのか。こんな閉鎖的な環境でそんな態
度を取ったら孤立するのは当たり前で、それを求めてきたのだった
らただのマゾだし、そんな態度をとっても受け入れてもらえること
を期待してきたのならとんでもない自己チューだ。長澤まさみ演じ
る加奈子も同様に何もしゃべらずまったく打ち解けようとしない態
度でやってくるというのは、「こんな自分でも受け入れてくれるだ
ろう」という期待だけで自分は何もしようとしない自己チュー以外
のなにものでもない。
 谷原章介演じる医者の悠一だけは、心情が詳しく語られることも
あって理解できる。厳しい環境の仕事の中で行き詰まった自分の何
かを破るために違った環境で単純な肉体労働に従事しようというの
は理解できる目的だ。
 そう考えると、悠一以外のメンバーは仕事に何かを求めているの
ではなく、そこで出会う人に何かを求めているにもかかわらず、自
分から打ち解けようとはしないというところにどうも納得いかない
ところがあるということなのだと自分なりに理解できてくる。
 まあ、いいように解釈すれば、自分では“人”に何かを求めてい
ることにすら気づかずに、なんとなく何かがあるんじゃないかと思っ
てやって来た若者がそこで人と触れ合うことで、自分が求めていた
ものは人との交流であることを理解し、そこから何かを受け取って
自分の殻を破っていくということなのだろうけれど、そのような物
語を描こうとしているにしては葛藤とか交流とかがあまりに描かれ
ていなさ過ぎる。

 南の島の風景というのはやはり人を癒してくれるし、サトウキビ
栽培の厳しさというのを教えてくれるという面はあるが、ドラマと
いう点ではなんとも腑に落ちない点が多い。篠原哲雄は『月とキャ
ベツ』や『洗濯機は俺にまかせろ』あたりではいい味わいの作品を
作っていたのだが、このところはどうも“売れる”映画を作らされ
ているようで残念だ。無名の役者を使ったような地味な作品のほう
が彼のよさは生かされる気がする。




□ ヒビコレリンク

 『洗濯機は俺にまかせろ』
  



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<今日の作品:深呼吸の必要>

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<今日のお勧め>

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posted by ヒビコレエイガ at 23:40 | TrackBack(0) | バックナンバー(移行中) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする