2007年10月14日

恋愛睡眠のすすめ

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最近、休みがちですね、すみません。

今日は「鉄道の日」、大宮に鉄道博物館がオープンするという
こともあって、ちょっと話題になっていますね。
私は「鉄ちゃん」というほどではないですが、結構電車好きな
ので、鉄道博物館(テッパク)には少し興味があります。が、
混んでるところには行きたくないので、たぶん行かないと思い
ます…
でも、電車で旅行するのは好きだし、旅行するときに時刻表と
にらめっこして計画を立てるのも好きです。実際に旅に行かな
いのに時刻表を毎月買うってことはありませんが、時刻表は好
きなんです。

そんなこんなですが、最近話題なのが“鉄子”ですね。“鉄子”
アイドルとして有名(?)なアイドルの結婚がニュースになっ
たりするくらいですから。最近知ったんですが、そのブームの
もとだか盛り上げ役だかになったのが「鉄子の旅」という漫画
なんだそうですね。
漫画は完結しているようなので、ちょっと読んでみたいですね。
アニメ化もされているようです。
アニメもいいか…

しかし、オタクに続いて鉄ちゃんにもついに市民権がねぇ…



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 恋愛睡眠のすすめ

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − 恋愛睡眠のすすめ


--cinema2070------------

 恋愛睡眠のすすめ

 La Science des Reves
 2005年,フランス,105分


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<キャスト&クルー>

監督 ミシェル・ゴンドリー
脚本 ミシェル・ゴンドリー
撮影 ジャン=ルイ・ボンポワン
音楽 ジャン=ミシェル・ベルナール

キャスト ガエル・ガルシア・ベルナル
     シャルトット・ゲンズブール
     ミュウ=ミュウ
     アラン・シャバ
     エマ・ドゥ・コーヌ

<評価>

☆☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 父が亡くなりメキシコから母の住むフランスへとやってきたステ
ファンは夢の世界に逃避しがちな青年。母に紹介された仕事がクリ
エイターではなく単純作業だと知ってがっくりしていたが、隣にス
テファニーという女性が引っ越してくる…
 『ヒューマンネイチュア』の奇才ミシェル・ゴンドリーが現実と
夢を混同してしまう青年を描いたロマンティック・ファンタジー。



<レビュー>

 この作品を面白いとあまり思えなかったが、結構すごい作品では
あると思う。物語のほうはメキシコからフランスへやってきたフラ
ンス語もろくにしゃべれない青年が、予想外の仕事に落胆し、隣に
引っ越してきた女性との間に誤解が生じ、その誤解を解こうとして
いるうちに恋に落ちてしまうというもの。これ自体はそれほど珍し
い物語ではない。
 ただ、この青年は夢を現実と混同してしまう癖があり、自分の記
憶が現実の記憶なのか夢の記憶なのかがときにわからなくなってし
まったり、夢の中でやったと思ったことを(夢遊病者のように)実
際にやってしまったりしているのだ。そして、この映画がすごいと
思うのは、観客も徐々に現実と夢を行動してしまうように構成され
ているということだ。基本的には夢の世界はダンボールの車やセロ
ファンの水など現実にはありえないものが登場し、現実と区別され
ているのだが、現実の世界でも1秒タイムマシンといったステファ
ンのおかしな発明も出てくるし、終盤になるとステファンが突然に
白昼夢のように夢の世界に入り込むことがあった、現実のなかに一
瞬夢が挿入されたりする。そうなるとひとつのシーンからひとつの
シーンに移ってすぐにはそのシーンが夢なのか現実なのかわからな
くなる。時にはそのシーンが終わっても果たしてそれが夢だったの
か現実だったのかわからなくなり、そのあとの展開を見て始めて判
断がつくということもある。そのように映画を構成するというのは
なかなかすごいと思う。実際に夢と現実がごっちゃになる人という
のはそうはいないと思うが、いやに鮮明な夢を見てそれが本当に怒っ
たことだと信じてしまったり、起きているときに「もしかしてこれ
は夢なんじゃないか」と思ったりすることがある人は結構いるだろ
う。この作品はその感覚をどこまでも敷衍して本当に記憶と現実に
夢が紛れ込むという感覚を表現した作品だ。
 ただ残念なのは、その夢というのがこの青年や“乙女”だけが見
るような夢で、彼とその夢の夢としてのよさを共有できる観客は決
して多くはないだろうということだ。あるいは、この青年の夢への
逃避の仕方がどうも納得できないということもある。かく言う私も、
どうもこの青年の感覚が理解できず、いまひとつ物語りに入り込め
なかった。夢と現実が混乱するという目くるめく体験もその夢(寝
ているときに見る夢)が夢(現実の理想としての夢)としてリアリ
ティを持たなければ、魅力的にはなりえない。
 だから、この作品は質はいいが、見るものを選ぶといわざるを得
ない。果たしてどういう人がこの作品にしっくり来るのかというこ
とは判断しきれないが、少なくともこの青年ステファンの見る少年
ぽいかつ乙女チックな夢の世界を違和感なく受け入れることができ
る人でないと、この作品世界自体に拒否反応を起こしてしまうので
はないかと思う。感じとしては『ドニー・ダーコ』(というSFファ
ンタジー映画があった)に『アメリ』を“加えた”感じ(平均した
感じではなく、増徴されている感じ)。一筋縄ではいかない世界観
だ。

 そのような世界観を受け入れられないとこの映画を楽しむのは苦
しいが、ガエル・ガルシア・ベルナルとシャルトット・ゲンズブー
ルを見るのは楽しい。ガエル・ガルシア・ベルナルはいろいろな映
画に引っ張りだこだが、この作品を観るとその理由もよくわかる。
彼は(メキシコ人という前提があれば)どのような役でもこなせる
のだ。印象としてはサスペンスやアクションでの男くさい役が結構
多いという感じだが、ストレートな恋愛映画もこなすし、この作品
のような情けない男を演じることもできる。ラテン系の濃さをもっ
てこれだけの演技力をもつ若い役者はなかなかいないと思う。おそ
らくこれからもハリウッドでもヨーロッパでも引っ張りだこだろう。
 シャルロット・ゲンズブールのほうはちらほらとは見かけるが、
それほど大活躍という感じではない。おそらくそれは子育て中とい
うこともあるのだろう。しかし、ために見てもこの役者には存在感
がある。年齢を重ねるほどに母親(ジェーン・バーキン)に似て、
地味ながら強い印象を与える存在感を発しているように思える。こ
の作品でも今ひとつつかみ所のない役柄ながらガエル・ガルシア・
ベルナルとうまくバランスをとって映画の世界を支えているように
見える。彼女は2007年9月、脳内出血で緊急手術を受けた(原因は
数ヶ月前の水上スキーでの事故)ということだが、順調に回復して
いるそうで、早い復帰が期待される。





□ ヒビコレリンク

 『ドニー・ダーコ』

 『アメリ』



□ DVD今日の買い!

<今日の作品:恋愛睡眠のすすめ>

価格:¥ 3,701(定価:¥ 4,935)
おすすめ度:



<今日のお勧め>

 頑張って!シャルロット・ゲンズブール

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posted by ヒビコレエイガ at 19:48 | TrackBack(0) | バックナンバー(移行中) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする