2007年11月16日

アルゼンチンババア

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支持率が下がったらしい福田内閣ですが、福田首相は今でも世田
谷区内の私邸から通勤していることでブーイングを受けているそ
うです。5,6台ハイヤーを連ねてしかも公用車ということで優
先され、渋滞を助長すると。
まあ実際それで渋滞になることはないと思いますが、混んでると
ころを急いでいるほかのドライバーにしてみれば腹立たしいこと
この上ないですよね。
環七→246→首都高といういかにも混むルート、早く公邸に引っ
越せばいいのに。ガソリンも高いし。

ガソリンといえば、この高騰で燃費向上グッズというのが売れに
売れいるそうですよ。
感想などを見ると、車種によっては本当に燃費があがるようです。
ソケットに挿すだけだそうなので、日常的に車になる方は試して
みては?



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 アルゼンチンババア

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − アルゼンチンババア


--cinema2095-----------

 アルゼンチンババア

 2007年,日本,112分

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<キャスト&クルー>

監督 長尾直樹
原作 よしもとばなな
脚本 長尾直樹
撮影 松島孝助
音楽 周防義和

キャスト 役所広司
     堀北真希
     鈴木京香
     森下愛子
     手塚理美
     岸部一徳
     きたろう
     田中直樹
     小林裕吉

<評価>

☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 町外れの草っパラの中にアルゼンチン遺跡と呼ばれる建物があり、
そこにはアルゼンチンババアと呼ばれる女がひとりすんでいた。高
校生のみつこは病気の母をいつものように見舞い行こうとするが、
父の悟は行こうとせず、その日に母が息を引き取ってしまう。その
日から父を姿を消し、数ヵ月後、悟がアルゼンチン遺跡にいること
がわかる…
 吉本ばななの原作を『鉄塔武蔵野線』などの長尾直樹が監督し映
画化。どうも全体的にたどたどしい感じが…



<レビュー>

 まず映像が全体的に黄色から緑がかった特殊な色彩になっている。
これはどこか『アメリ』を思わせるファンタジックな演出なのだと
思うが、これが効果をあげているかというと疑問だ。そもそもこれ
はファンタジーではないのだし、この作品にこの色彩を使うことに
どれほどの必然性があったのか、ただ独特の雰囲気を出すだけなら
ばわざわざ見にくくするこんな効果を使わず、別の方法を使ったほ
うがよかっただろう。特殊な色彩を使うとき、その色彩が何らかの
ムードを生み出さなければならないはずだと思うのだが、この作品
の場合、ただ色がついているだけで、それが何だという感じだ。
 そして、このようにファンタジックな雰囲気にしてしまったこと
で逆に作品全体のバランスが崩れてしまっている。アルゼンチンバ
バアはちょっと頭のおかしくなったおそらく50才前後の女性という
設定だろうし、彼女の屋敷はいわゆる“ごみ屋敷”なのだろう。こ
の作品では臭いだけは妙に強調されているが、鈴木京香は“ババア”
という年には見えないし、彼女の格好もぼろではあるが清潔そうだ。
彼女と抱き合ってすごい臭いがするというシーンが繰り返されるが、
どう見てもそんな風には見えない。
 設定という面で言えば、堀北真希が演じたみつこも堀北真希が演
じるような美少女ではないように思える。この物語からするとみつ
こはごく普通のどちらかといえば地味な少女であるはずだ。それを
堀北真希が演じてしまうと、いとことの関係もマッサージ店でのエ
ピソードもどうもしっくりとこなくなってしまう。

 その設定と配役のズレの問題が大きいのだともうが、役者たちの
演技もどうもたどたどしい。特に堀北真希はこんな大根だったっけ
と疑問に思ってしまうような演技で、まったく自然さがない。鈴木
京香もババアっぽさを出していいのか、違う感じで演じていいのか
迷っているかのような感じで演技がまずいというわけではないのだ
が、どうも不自然さが残る。役所広司もまたしかり。
 ただ、森下愛子と小林裕吉の親子だけは妙に自然だった。特に新
人だという小林裕吉はまったく素のような感じで、これが演技だっ
たらたいしたものだ。

 そして、何度か不自然に発せられる説明じみた独り言がそのまず
さを助長している。登場人物の心理を独り言で表明させるというの
は映画の表現方法としては最悪のものだ。映画というのは映像の芸
術でありエンターテインメントなのだから、不自然に発せられた言
葉に頼らず映像の力でそれを表現するべきだ。不必要に言葉を多く
してしまうと映画の作り物としての側面が露わになってしまい、見
ている側は興ざめしてしまう。この作品で発せられるいくつかの独
り言はこの作品にとって致命的な欠陥だったと思う。
 しかも最後は唐突に主人公のモノローグになる。モノローグは時
に効果的だが、それまでまったくなかったのに、最後にいきなり入
るとこれまた作り物じみた感じを助長してしまう。最後のつじつま
あわせに説明させていることが見え見えだからだ。
 監督はおそらくこの作品をファンタジーとしてとろうと考えたの
だろうが、実はファンタジーこそリアリティを必要とするのだ。ファ
ンタジーとはそもそも現実ではありえない世界を舞台とするものだ
から、そこに観客を引き込むにはリアリティがどうしても必要だ。
それはもちろん現実の世界とは異なるリアリティでもかまわないの
だが、少なくともそれが現実に似たものでありかつその世界が矛盾
なく成立しているというリアリティが必要なのだ。リアリティを失っ
たファンタジーはただの絵空事、夢のように取り留めのない戯言に
過ぎない。
 作品の持つ雰囲気は非常に映画的なものであると思うから、監督
と配役を変えてまた撮ったら、いいものができるのではないかとい
う予感はするが…





□ DVD今日の買い!

<今日の作品:アルゼンチンババア>

価格:¥ 3,730(定価:¥ 5,040)
おすすめ度:



<今日のお勧め>

 堀北真希はかわいいのだが…

価格:¥ 2,953(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:


価格:¥ 2,953(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:


価格:¥ 5,250(定価:¥ 7,140)
おすすめ度:


価格:¥ 2,948(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:








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2007年11月14日

僕のピアノコンチェルト

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もう14日か…
11月に入ってからさらに早く日々が過ぎていくような気が…
明日はボジョレー・ヌーボーの解禁日。
つまり、今日の深夜からもう飲めるということで、遅くまでやっ
ているバーとか、酒屋で手にする方もいらっしゃるかと思います。
最近はコンビにでも置いているので、「あ、12時だ」と思ったら
コンビニに行ってもいいくらいです。

まあ、別に急がないや。という方は船便の予約なども始まってい
ますので、値段がお得なそちらを。
そして
まとめ買いでさらに安く。




-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 僕のピアノコンチェルト

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□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − 僕のピアノコンチェルト


--cinema2094-----------

 僕のピアノコンチェルト

 Vitus
 2007年,スイス121分


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<キャスト&クルー>

監督 フレディ・M・ムーラー
脚本 ペーター・ルイジ
   フレディ・M・ムーラー
   ルカス・B・スッター
撮影 ピオ・コラッディ
音楽 マリオ・ベレッタ

キャスト テオ・ゲオルギュー
     ブルーノ・ガンツ
     ジュリカ・ジェンキンス
     ウルス・ユッカー
     ファブリッツィオ・ボルサニ

<評価>

☆☆☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 幼い頃からピアノの才能を発揮したヴィトスは頭脳も人並み外れ
ていたが、気難しくもあった。ある夜、コンサートから帰った両親
は6歳のヴィトスがベビーシッターのイザベルとお酒を飲んだこと
を知る。これを機に母は仕事をやめ育児に専念、やがて12歳になっ
たヴィトスは高校生になっていたが、彼の生活は息苦しいものだっ
た…
 天才少年の苦悩を12歳でフランツ・リスト・コンクールで優勝し
た若き天才ピアニストテオ・ゲオルギューが演じた。監督はスイス
の実力派フレディ・M・ムーラー、さわやかな好作品。



<レビュー>

 天才ピアノ少年の話なんていうと、なんだか堅っ苦しい話なのか
と思うが、映画はいきなり飛行機に乗り込んで飛び立ってしまう少
年のシーンで始まる。そして、このシーンに象徴されるように、こ
の映画は楽しい。幼い頃のヴィトスは気難しく、親をいらいらさせ
るけれど、それは仕方のないことだ。天才であろうとなかろうと子
どもはわがままなものだし、親をいらいらさせるものだ。
 この親子の問題はむしろ母親にある。教育熱心というか、子ども
の才能に期待をかける親にありがちな、自分の夢を子どもに押し付
けるという行為をこの母親はついついしてしまっている。12歳で高
校に通い、しかもその中でも優秀な少年の心情を母親は理解できな
い。それはヴィトスが12歳でありながら大人のような振る舞いをす
るために大人として扱ってしまうからだ。ヴィトスの子どもらしい
甘えや遊びを認めず、自分が望む天才ピアニストになって欲しい、
そのことを子どもに押し付ける。それでは子どもは息苦しくなり、
天才であることを恨むようになるだろう。昔は普通の子どもである
ことが退屈で仕方がなかったかもしれないが、今となっては普通の
子どもとしてすごしたいという欲求のほうが強くなる。その気持ち
が唯一心を開ける存在出るお爺ちゃんへの一言にもれるのだ。
 そして、転落事故による脳の障害でうまい具合に普通の子どもに
なったヴィトスは普通の子どもとしての生活を楽しむ。普通の友達
と自転車を乗り回し、毎週のようにおじいちゃんのところで過ごす
のだ。
 ここからの展開は、「こんなことがあったら面白いなぁ」という
ことが次々起こる目くるめく展開だ。書いてしまうとこれから見る
人が面白くなくなってしまうので書かないが、それはそれはわくわ
くする展開になっている。まあちょっとありえないんじゃないのと
いうこともおきるのだけれど、それも含めて面白い。

 子どもが主人公でわくわくするような面白い映画というのはいろ
いろあるけれど、この作品の肝はこのピアノの演奏を主人公を演じ
ているテオ・ゲオルギューがやっているということだ。フランツ・
リスト・コンクールで優勝したというだけあって、その演奏は本当
に大人顔負けというかプロ並というか、12歳の子どもが弾いている
とはとても思えない。
 普段クラシックはあまり聞かないが、映画なんかでこういう演奏
を聴くと、クラシックもいいなといつも思う。モーツァルト、シュー
マン、リスト、その他のさまざまな作曲家の曲をひとりの少年が演
奏する。そこでは作曲家の個性と演奏家の個性がぶつかり合い、ひ
とつの新しい音楽が生まれる。それは古典落語が演者によって味わ
いを変えるように一人一人違うものだ。
 クラシックに興味のある人もない人も、この脅威の天才少年が天
才少年を演じるのを見れば、とりあえず楽しくなれることは間違い
ない。





□ DVD今日の買い!

<今日の作品:僕のピアノコンチェルト>

価格:¥ 2,520(定価:¥ 2,520)
おすすめ度:



<今日のお勧め>

 いい味出してたブルーノ・ガンツ

価格:¥ 2,953(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:




価格:¥ 2,993(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:


価格:¥ 4,935(定価:¥ 4,935)
おすすめ度:





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2007年11月13日

女王陛下の戦士

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寒かったり、暖かかったりの日々です。
明日は暖かいそうで、寒い日が続いて急に暖かくなると、桜が
狂い咲きしたりすることもあるので、明日あたり咲くかもしれ
ませんね。

ところで、楽天のDVDレンタルに登録した人はいますか?
いたらぜひどんな使い勝手か聞いてみたいところです。
なんといっても安いからなぁ…

私はDISCASに登録していますが、DISCASは結句手間がなくて便利です。
まあ、たまになんで予約したのか忘れたようなDVDが届くことはありますが…



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 女王陛下の戦士

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − 女王陛下の戦士


--cinema2093------------

 女王陛下の戦士

 Soldaat van Oranje
 1977年,オランダ,146分


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<キャスト&クルー>

監督 ポール・ヴァーホーヴェン
原作 エリック・ヘイゼルホフ
脚本 キース・ホリアーホーク
   ジェラルド・ソエトマン
   ポール・ヴァーホーヴェン
撮影 ヤン・デ・ボン
   ヨソト・ヴァカーノ
音楽 ロジェ・ヴァン・オテルロー

キャスト ルドガー・ハウアー
     エドワード・フォックス
     ジェローン・クラッペ
     スーザン・ペンハリゴン

<評価>

☆☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 1938年、ライデン大学に入学したエリック・ランソホフ上級生の
手荒な歓迎を受けるが、学生委員長のヒュースに気に入られ友人と
なる。1940年、英国とドイツが交戦状態に入り、オランダはすぐに
ドイツに降伏、女王は英国に逃れ、国民の一部はレジスタンス活動
を始める。エリックもその活動に参加するのだが…
 『ブラックブック』のポール・ヴァーホーヴェンがオランダ時代
に撮った歴史ドラマの大作。あまり知られていない第2次大戦時の
オランダの状況を描いた。



<レビュー>

 いきなり飛び出すグロテスクなシーン、たびたび登場するセック
スシーンにはヴァーホーヴェンらしいリアリズムが感じられるけれ
ど、歴史ドラマという大きな舞台の中ではどうもそれは瑣末なもの
に感じられてしまって、彼らしい迫力というのを生み出すのには今
ひとつ成功していないような気がしてしまう。
 しかし、戦争という死と密接に関わる状況はセックスとも強く結
びつく。セックスとは生の露骨な顕れであり、死を前にした男達は
自分が生きていることの証を求めてセックスにふける。趣味の問題
もあると思うが、そんなことを言わんがためにヴァーホーヴェンは
セックス・シーンを、複数の男と関係する女を描いていったのでは
ないか。
 ただ、この映画ではその生と死は前面には出てこない。前面に出
てくるのは戦争という状況の中での友情の物語である。ユダヤ人も
いれば、ドイツ系も多いというオランダが、ナチスドイツの支配下
に置かれたとき、人種や宗教ということにこだわらずに付き合って
いた友情がどう変化するのか。ある者は迫害する側に回り、ある者
は迫害される側に貶められ、ある者はレジスタンス活動に加わり、
ある者は静かに嵐が過ぎるのを待つ。
 時に立場の違いが対立を生むこともあるけれど、友情は戦争とい
う状況を越えて続く。結果的にナチスとレジスタンスに分かれるこ
とになってしまったアレックスとエリックに端的にそれが表される
が、エリックが自分の代わりに逃がそうとしたユダヤ人のヤンも、
持ち前の几帳面な性格を生かして緻密なレジスタンス活動の中心人
物となって行くニコも、社会が押し付けるアイデンティティよりも
友情という自分の手で感じることができる関係を常に意識して生き
ているのだ。
 この物語は表面的にはナチスドイツに支配されたオランダでのレ
ジスタンスとイギリスに逃げた王室の物語である。しかし、これが
単なるレジスタンス映画ではないのは、オランダがドイツ系が多かっ
たために反ナチスという形で一枚岩で結束できなかったという事情
などを反映して、そこに複雑な心理が働いているからだ。海を隔て
てナチスを敵としか見ないイギリスとは違うオランダ人としての見
方がそこには表れている。
 もちろんナチスは極悪非道のファシストだ。しかし、そこに与す
る事情にはさまざまなものがある。ナチスに与して裏切り者になる
か、レジスタンスとして英雄になるか、その違いは紙一重でしかな
く、その違いを生むのは個人の資質ではなく、選択と運である。
 この作品がナチスを撃退するという劇的な結末を用意しないのは、
この戦争の終結が必ずしもハッピーエンドではなかったということ
を示唆している。いつも書いていることだが、戦争とは誰にとって
も悲劇でしかない。戦争の間も友情は保たれたが、戦争は友人を奪っ
た。この作品の結論はただそれだけだ。写真に写った友だちのほと
んどはもういないのだ。





□ ヒビコレリンク

 『ブラックブック』


□ DVD今日の買い!



<今日の作品:女王陛下の戦士>

価格:¥ 4,385(定価:¥ 5,040)
おすすめ度:



<今日のお勧め>

 ヴァーホーヴェンです。

価格:¥ 2,953(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:


価格:¥ 3,116(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:


価格:¥ 1,349(定価:¥ 1,500)
おすすめ度:


価格:¥ 2,080(定価:¥ 2,500)
おすすめ度:


価格:¥ 4,385(定価:¥ 5,040)
おすすめ度:







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2007年11月11日

ラスト・キング・オブ・スコットランド

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今日は11月11日、まあいろんな記念日があります。
電池の日(十一が+と−に見えるから)
磁気の日(上に同じ)
配線器具の日(11がコンセントに見えるから)
もやしの日(1111がもやしに見えるから)
煙突の日(上に同じ)
きりたんぽの日(上に同じ)
ポッキー&プリッツの日(上に同じ)
サッカーの日(11人対11人だから)
鮭の日(鮭の字のつくりが十と一を重ねたカタチだから)などです。

まあどれも、だからなんだという感じの記念日ばかりですが、
「世界平和記念日」という日でもあります。これは第一次世界大
戦の終戦の日だから。今日はこれを採用して平和を祈ることにし
ます。



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 ラスト・キング・オブ・スコットランド

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■ 今日の映画 − ラスト・キング・オブ・スコットランド


--cinema2092------------

 ラスト・キング・オブ・スコットランド

 The Last King of Scotland
 2006年,アメリカ=イギリス,135分


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<キャスト&クルー>

監督 ケヴィン・マクドナルド
原作 ジャイルズ・フォーデン
脚本 ジェレミー・ブロック
   ピーター・モーガン
撮影 アンソニー・ドッド・マントル
音楽 アレックス・ヘッフェス

キャスト フォレスト・ウィッテカー
     ジェームズ・マカヴォイ
     ケリー・マシントン
     ジリアン・アンダーソン
     サイモン・マクバーニー

<評価>

☆☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 1970年、スコットランドで医者となったニコラス・ギャリガンは
ウガンダの診療所で働くことに決める。彼がウガンダに赴いたのは
ちょうどイディ・アミンが軍事クーデターによって新大統領になっ
たところだった。新大統領を祝う村の集まりに参加したニコラスは
怪我をした大統領を助けることになり、後日首都カンパラに呼ばれ
る。
 「食人大統領」と呼ばれたアミンをその主治医として活躍したス
コットランド人医師の眼から描いた社会派ドラマ。原作はジャイル
ズ・フォーデンの『スコットランドの黒い王様』。


<レビュー>

 映画は歴史の教科書になりうることもある。映画は過去の出来事
の情報を収集し、それを整理し、私達に伝えることがある。近年、
特にアフリカに関してそういった作品が作られることが多い(たと
えば『イン・マイ・カントリー』)。それはアフリカというのがずっ
と無視され続け、その歴史が私達の目にほとんど触れないからだ。
映画を通してアフリカの歴史を知り、人々を知ることができる、そ
れはすばらしいことだ。
 この作品も非常な独裁者として有名なアミンを描いたということ
で、ウガンダの歴史を語る作品となりえたはずだ。しかし、この作
品に限っては歴史を伝えるという意図はないように思える。この作
品で語られるのはアミンが国民から熱狂を持って迎えられるが、こ
れまでの指導者と同じように私利私欲に走って国民と国際社会から
見放され、暴虐な独裁者となる過程である。ただそれを描くだけで
彼の前のオボテ政権についても、彼が権力を掌握した過程について
も、彼の失脚後ウガンダがどうなったかも語られない。
 私はウガンダという国については不勉強で「アミン」という名前
と彼が独裁者であったというイメージがあるだけで、この作品がそ
のあたりの歴史をクリアにしてくれるのかと期待したのだが、そう
ではなかった。この作品は歴史を語るものではなく、ひとりのヨー
ロッパ人の目から見たアフリカ、あるいはアフリカに迷い込んだ一
人のヨーロッパ人の若者を描いた物語だった。

 もちろんそれでもいいわけだ。アフリカを対象にしているからと
いって知識を与えることを目的にする必要はないし、そもそも社会
派映画でなくてはいけないわけではない。そしてこの作品はそれな
りのレベルに達してもいる。
 スコットランドから医者としてウガンダにやってくるニコラスの
目は完全に上からのものだ。そして受け入れるアフリカの人々も彼
を上に見ている。彼は医者でありヨーロッパ人であるというだけで
アフリカの人々にとっては驚嘆すべき人間なのだ。
 しかし、このニコラス、決して立派な人間ではない。アミンに個
人的に気に入られると、その寵愛に乗じて贅沢な暮らしに身を投じ、
その権力に溺れる。医者としてアフリカに来るというと人道的な意
図で、貧しい人たちを救おうと考えてくるのだろうと普通は思うわ
けだが、彼はそうでもないらしい。貧しい人々の暮らしからは目を
背けてしまうのだ。
 これは欧米への批判でもあるだろう。欧米はアフリカの国々に口
を出し、統治者を挿げ替える。それは自分の国の権益のためであっ
てその国の人々のためではない。そのような欧米の国々の姿勢とニ
コラスの立ち方の間には共通するものを感じる。彼が第一印象から
嫌う役人はまさにそのような人間で、ニコラスが彼を嫌うのはそこ
に自分に似たところを見てしまったからだろう。
 そんな主人公だから、感情移入することは難しい。彼の行動には
いらいらさせられるし、彼の無知は本当にひどい結果を招く。それ
を反面教師としてみる、それくらいしかこの作品を見る方法はない
ように思えてしまう。

 この作品でアカデミー主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィッ
テカーはやはりよかった。主演かというところには疑問が残るが、
独裁者の不安と驕りをうまく表現し、アミンという人物の猜疑心の
強さと子供っぽさを行動で示す。シナリオの関係上、アミンという
人物の全体像を示すというわけには行かなかったが、一番の存在感
を示したことは確かだ。
 素材が興味深いものであるだけに、もっと面白い作品を作れたよ
うなきもするが、それは私の期待度が高すぎただけかもしれない。
これでもいろいろと考えさせられることは確かだ。




□ ヒビコレリンク

 『イン・マイ・カントリー』


□ DVD今日の買い!

<今日の作品:ラスト・キング・オブ・スコットランド>

価格:¥ 2,953(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:



<今日のお勧め>

 アフリカな映画

価格:¥ 3,652(定価:¥ 4,935)
おすすめ度:


価格:¥ 3,192(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:


価格:¥ 2,205(定価:¥ 2,980)
おすすめ度:


価格:¥ 2,953(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:




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2007年11月10日

サイレント・ノイズ

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先日、MITが折りたたみ“自動車”の計画を発表しました。
http://tinyurl.com/yqhckt
イメージとしては折りたたみ椅子の感じ。タイヤが移動してコン
パクトになります。これはいい。
自動車といえば、最近楽天は車も売っています。
高級なところではフォルクスワーゲンの新車
オークションではポルシェなんかも。
価格は1000万くらい。
アフィリエイトで売れたら10万ポイントもらえるんだろうか…
もちろん安いのもあります。
ローバーミニが10万円とか。

でも、本当に買う人がいるんだろうか…
ネットショッピングってすごいなぁ



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 サイレント・ノイズ

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − サイレント・ノイズ


--cinema2091------------

 サイレント・ノイズ

 White Noise
 2005年,カナダ=イギリス=アメリカ,101分


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<キャスト&クルー>

監督 ジェフリー・サックス
脚本 ニーアル・ジョンソン
撮影 クリス・シーガー
音楽 クロード・フォワジー

キャスト マイケル・キートン
     デボラ・カーラ・アンガー
     チャンドラ・ウェスト
     イアン・マクニース

<評価>

☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 建築家のジョナサン・リバースは再婚した妻のアンナと前妻との
子供マイケルと暮らしていた。ある朝ジョナサンはアンナに妊娠を
告げられる。いつものようにマイケルを前妻に預けたジョナサンは
妊娠を祝おうと家に帰るが、アンナはいつまで待っても帰ってこな
かった…
 EVP(電磁音声現象)と言われる心霊現象をモチーフにしたサ
イコ・スリラー。


<レビュー>

 展開はなかなかいいとおもう。最愛の妻を失った夫がいつまでたっ
てもそこから立ち直れず、ある夜、妻からの声のようなものを聞い
て以前声をかけられたEVPの専門家のことを思い出す。EVPと
は霊の声が電波に乗って私達に伝わるという現象で、実際に長く研
究が行われている。もちろん科学的にはまったく解明されていない
ので眉唾だが、霊魂と電磁波という共に目に見えないものがつながっ
ているという可能性はまったくないわけではないとも思う。
 ジョナサンもそんな心霊現象なんかを信じはせず、半年間放って
おくわけだけれど、その長い苦悩は彼にわらにもすがりたい気持ち
を持たせる。たとえ眉唾の霊媒師でも、少しの可能性があればそれ
にすがりたい、それは絶望の淵に沈んだ人なら誰でもが考えること
だ。だから、この作品の展開には無理がない。はっきり言ってオカ
ルトの信じられないようなものだけれど、その真偽はともかく、そ
れにすがる人がいるということにはリアリティがある。
 そして、それが徐々にオカルト色を強め、サイコスリラーじみて
行くという展開も、まあそういう映画だと思ってみればこれでいい
のだろうと思う。だから、普通のオカルト作品としてみればそれな
りに面白い作品だと思う。照明や音や人の背中によって緊張感を生
み出し、不気味なセットや思わせぶりな証拠によって恐怖心を生む。
これはスリラー映画の常套句であり、オーソドックスではあるがや
はり怖さを生む。

 しかし、腑に落ちない点も結構ある。そもそもその現象自体が解
明されていないのに、それに未来を予言するという新たな機能を追
加してしまう。ジョナサンはただアンナと話したいだけなのに、ア
ンナはこれから起きてしまうであろう死の現場をジョナサンに見せ、
彼がそれを防ぐように仕向ける。いったいこれは何なのか。アンナ
はなぜ彼を危険に巻き込むようなまねをするのか? 最後まで見て
考えれば、それなりの筋道が見えては来るのだが、彼をここまでの
危険に巻き込むのは筋が通らないし、物語の展開のために無理やり
につくったという感じがしてしまう。
 こういうサイコ・スリラーはその恐怖の対象が本当に存在するも
のか、それとも恐怖を感じる側の幻覚かが曖昧なところに面白さが
ある。EVPと霊魂/悪霊は本当に存在しているのか、それとも主
人公の願望や幻想がそのような存在を見せているのか、それがわか
らないことで恐怖や不安があおられるのだ。しかしこの作品では早
くからEVPも霊魂も実在するということが前提になってしまって
いる。その前提の上でジョナサンがそれをいかに見つけ、どう対処
するのかが物語の中心になってしまうのだ。そのためにこの作品は
それ以外の部分で不安や恐怖を生み出さなければならなくなってし
まった。そこに無理の最大の原因があったのではないか。
 しかもラストは… 題材は悪くないのになんだかもったいないな。





□ DVD今日の買い!

<今日の作品:サイレント・ノイズ>

価格:¥ 2,953(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:



<今日のお勧め>

 サイコ・サスペンスの売れ筋、見逃した作品があるかも。

価格:¥ 2,953(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:


価格:¥ 2,200(定価:¥ 2,980)
おすすめ度:


価格:¥ 1,350(定価:¥ 1,500)
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