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支持率が下がったらしい福田内閣ですが、福田首相は今でも世田
谷区内の私邸から通勤していることでブーイングを受けているそ
うです。5,6台ハイヤーを連ねてしかも公用車ということで優
先され、渋滞を助長すると。
まあ実際それで渋滞になることはないと思いますが、混んでると
ころを急いでいるほかのドライバーにしてみれば腹立たしいこと
この上ないですよね。
環七→246→首都高といういかにも混むルート、早く公邸に引っ
越せばいいのに。ガソリンも高いし。
ガソリンといえば、この高騰で燃費向上グッズというのが売れに
売れいるそうですよ。
感想などを見ると、車種によっては本当に燃費があがるようです。
ソケットに挿すだけだそうなので、日常的に車になる方は試して
みては?
-------- 目次 --------
■ 今日の映画
アルゼンチンババア
□ ヒビコレリンク
□ DVD今日の買い!
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■ 今日の映画 − アルゼンチンババア
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アルゼンチンババア
2007年,日本,112分
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<キャスト&クルー>
監督 長尾直樹
原作 よしもとばなな
脚本 長尾直樹
撮影 松島孝助
音楽 周防義和
キャスト 役所広司
堀北真希
鈴木京香
森下愛子
手塚理美
岸部一徳
きたろう
田中直樹
小林裕吉
<評価>
☆1/2(満点=5)
<プレヴュー>
町外れの草っパラの中にアルゼンチン遺跡と呼ばれる建物があり、
そこにはアルゼンチンババアと呼ばれる女がひとりすんでいた。高
校生のみつこは病気の母をいつものように見舞い行こうとするが、
父の悟は行こうとせず、その日に母が息を引き取ってしまう。その
日から父を姿を消し、数ヵ月後、悟がアルゼンチン遺跡にいること
がわかる…
吉本ばななの原作を『鉄塔武蔵野線』などの長尾直樹が監督し映
画化。どうも全体的にたどたどしい感じが…
<レビュー>
まず映像が全体的に黄色から緑がかった特殊な色彩になっている。
これはどこか『アメリ』を思わせるファンタジックな演出なのだと
思うが、これが効果をあげているかというと疑問だ。そもそもこれ
はファンタジーではないのだし、この作品にこの色彩を使うことに
どれほどの必然性があったのか、ただ独特の雰囲気を出すだけなら
ばわざわざ見にくくするこんな効果を使わず、別の方法を使ったほ
うがよかっただろう。特殊な色彩を使うとき、その色彩が何らかの
ムードを生み出さなければならないはずだと思うのだが、この作品
の場合、ただ色がついているだけで、それが何だという感じだ。
そして、このようにファンタジックな雰囲気にしてしまったこと
で逆に作品全体のバランスが崩れてしまっている。アルゼンチンバ
バアはちょっと頭のおかしくなったおそらく50才前後の女性という
設定だろうし、彼女の屋敷はいわゆる“ごみ屋敷”なのだろう。こ
の作品では臭いだけは妙に強調されているが、鈴木京香は“ババア”
という年には見えないし、彼女の格好もぼろではあるが清潔そうだ。
彼女と抱き合ってすごい臭いがするというシーンが繰り返されるが、
どう見てもそんな風には見えない。
設定という面で言えば、堀北真希が演じたみつこも堀北真希が演
じるような美少女ではないように思える。この物語からするとみつ
こはごく普通のどちらかといえば地味な少女であるはずだ。それを
堀北真希が演じてしまうと、いとことの関係もマッサージ店でのエ
ピソードもどうもしっくりとこなくなってしまう。
その設定と配役のズレの問題が大きいのだともうが、役者たちの
演技もどうもたどたどしい。特に堀北真希はこんな大根だったっけ
と疑問に思ってしまうような演技で、まったく自然さがない。鈴木
京香もババアっぽさを出していいのか、違う感じで演じていいのか
迷っているかのような感じで演技がまずいというわけではないのだ
が、どうも不自然さが残る。役所広司もまたしかり。
ただ、森下愛子と小林裕吉の親子だけは妙に自然だった。特に新
人だという小林裕吉はまったく素のような感じで、これが演技だっ
たらたいしたものだ。
そして、何度か不自然に発せられる説明じみた独り言がそのまず
さを助長している。登場人物の心理を独り言で表明させるというの
は映画の表現方法としては最悪のものだ。映画というのは映像の芸
術でありエンターテインメントなのだから、不自然に発せられた言
葉に頼らず映像の力でそれを表現するべきだ。不必要に言葉を多く
してしまうと映画の作り物としての側面が露わになってしまい、見
ている側は興ざめしてしまう。この作品で発せられるいくつかの独
り言はこの作品にとって致命的な欠陥だったと思う。
しかも最後は唐突に主人公のモノローグになる。モノローグは時
に効果的だが、それまでまったくなかったのに、最後にいきなり入
るとこれまた作り物じみた感じを助長してしまう。最後のつじつま
あわせに説明させていることが見え見えだからだ。
監督はおそらくこの作品をファンタジーとしてとろうと考えたの
だろうが、実はファンタジーこそリアリティを必要とするのだ。ファ
ンタジーとはそもそも現実ではありえない世界を舞台とするものだ
から、そこに観客を引き込むにはリアリティがどうしても必要だ。
それはもちろん現実の世界とは異なるリアリティでもかまわないの
だが、少なくともそれが現実に似たものでありかつその世界が矛盾
なく成立しているというリアリティが必要なのだ。リアリティを失っ
たファンタジーはただの絵空事、夢のように取り留めのない戯言に
過ぎない。
作品の持つ雰囲気は非常に映画的なものであると思うから、監督
と配役を変えてまた撮ったら、いいものができるのではないかとい
う予感はするが…
□ DVD今日の買い!
<今日の作品:アルゼンチンババア>
<今日のお勧め>
堀北真希はかわいいのだが…


































