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日本シリーズが終わりましたね。
8回までパーフェクトだった山井投手を9回にスパッと代えたと
言うことで賛否両論だと思いますが、私はよかったんじゃないか
と思いますね。パーフェクトを意識して打ち込まれてしまう投手
も結構いますし、まあレギュラーシーズンならその1勝を危険に
さらしても完全試合をやらせるということはありますが、この1
勝で日本一が決まる試合ではこういう交代もうなずけます。
しかし、5人目の先発ピッチャーがこれだけの投球をするんだか
らすばらしいですね。日ハムは結局ダルビッシュ頼みではダメだっ
たということでしょう。
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-------- 目次 --------
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ヘアスプレー
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■ 今日の映画 − ヘアスプレー
--cinema2086-----------
ヘアスプレー
Hairspray
2007年,アメリカ,116分
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<キャスト&クルー>
監督 アダム・シャンクマン
原作 ジョン・ウォーターズ
マーク・オドネル
脚本 レスリー・ディクソン
撮影 ボジャン・バゼリ
音楽 マーク・シェイマン
キャスト ニッキー・ブロンスキー
ジョン・トラボルタ
ミシェル・ファイファー
クリストファー・ウォーケン
クイーン・ラティファ
ザック・エフロン
ブリタニー・スノー
<評価>
☆☆☆☆(満点=5)
<プレヴュー>
1962年ボルチモア、かなり太目の高校生トレーシーははダンスが
大好きで、地元の人気番組“コニー・コリンズ・ショー”に出るこ
とを夢見ている。そしてある日、そのオーディションがあることを
知った彼女はそれに出ようとするが、同じく巨漢の母親は太った人
間が受かるわけはないと反対する。しかし、父親にはげまされ、ト
レーシーはオーディションを受けることにする。
1988年のジョン・ウォーターズ監督の同名映画がブロードウェイ・
ミュージカルとなり、それが再映画化されたという作品。60年代の
人種差別をテーマにしたミュージカルコメディ。
<レビュー>
この作品はとりあえず楽しい。いきなり何の前置きもなく歌で始
まる導入部には面食らい、その後もいかにもミュージカルな歌のシー
ンが続くのであまりミュージカル好きとはいえない私などは、なか
なか馴染めなかったのだが、30分もすると映画のリズムやビートに
慣れてくるし、意外と物語もしっかりしているのでうまく入ってい
ける。私がグッと映画に入っていけたのは、ジョン・トラボルタ演
じる母親が外出をしようというシーンで、1951年から外に出ていな
いなどと歌いながら外に出て行くところでそのおかしさと映画なら
でわのダイナミックな展開に面白さを感じたからだ。
そのあたりからはもう小さな疑問には目をつぶり、ただただ映画
を楽しむ。ペニーが補習室のドアをくわえていた飴でノックしてそ
れをまたくわえるなんていうさりげないギャグに気をとられたりも
しながらも楽しめる。
そしてやはり、歌というものにはやっぱり力があるということを
感じさせてくれる映画でもある。映画というのは基本的に映像と言
葉によって何かを表現するもので、音楽というのは何らかの効果を
挙げるためのひとつの手段に過ぎない。しかしミュージカル映画と
いうのはその音楽を前面に押し出して、物語を付随物にしてしまう。
そのために物語性に欠け、退屈になってしまうことも多いのだが、
その歌に力があればそれだけで私たちに訴えかけてくるものがある
のだ。
この作品でそれを感じたのは、クイーン・ラティファを先頭に黒
人たちがデモ行進をしながら歌うシーンだ。クイーン・ラティファ
の歌は本当にうまいし、ソウルがある。一応歌詞の意味も字幕で出
るのだが、それをじっくり読まなくても、その歌を聴けばそのソウ
ルは伝わってくる。回りくどい説明など必要とせず、歌だけでメッ
セージを伝えることができるのだ。
そして、そこで伝えられるメッセージはもちろん人種差別に関わ
るものだ。62年という時代は公民権運動が一番盛り上がっていた時
代だ。作品の中でもジャッキー・ケネディへの言及があるが、ジョ
ン・F・ケネディのリベラルな政策が黒人たちを勢いづかせ、63年
にジョン・F・ケネディは凶弾に倒れるが、同じ年ワシントン大行
進が行われ、64年にジョンソン大統領の下で公民権法が成立した。
そのような時代の空気を伝えることで、その歴史を伝えようとして
いるのだと思う。しかし、この作品は決して社会派というわけでは
ない。60年代という時代を描く際にはそれがどうしてもはずせない
トピックであり、そのトピックを使うことでドラマが面白くなると
いうことなんだと思う。そのような作り方もなかなか秀逸だ。
ただ、この作品は多少好みが分かれる部分もあると思う。主役を
演じたニッキー・ブロンスキーは確かに歌はうまいが、どうも声の
質が私には今ひとつしっくり来なかったし、ジョン・トラボルタを
どう見るかというのもこの作品を面白いと思えるかどうかにか関わっ
てくると思う。私はジョン・トラボルタはなかなかいいし、笑いの
部分をうまく担っていると思ったが、特殊メイクの質がいまいちな
所や、ものすごく巨漢(幅だけでなく背も高い)というのがちょっ
と過剰すぎる部分には疑問がなくもなかった。ここが気になり始め
ると作品全体が作り物じみて(まあもともと作り物じみてはいるけ
れど)見えてしまい、作品の世界に入り込めなくなってしまうので
はないかと思う。
アメリカだったら、映画館でみんな手拍子をしたり体をゆすった
りしながら見ているのが容易に想像できるけれど、こういう映画で
も静か〜に見ている日本の劇場ではそういう人も相当数いるのでは
ないかと思う。ラジオで誰かが言っていたのだが、オールスタンディ
ングの上映なんかをやったら自然と体が動いて面白いかもしれない。
もちろん、DVDが発売されたら個人で家でそれをやればいいのだけれ
ど…
人種差別というトピックが中心にすえられてはいるけれど、舞台
となっているのが40年以上前という安心感もあり、それで難しく考
え込んだり、沈んだ気持ちになることはない。もちろん差別に対す
る考え方に甘さはあるんだけれど、とにかく明るく希望を持って楽
しく生きればいいんだよというメッセージを届けようという気持ち
が伝わってきて気持ちよく見ることができる作品だ。
ジョン・ウォーターズのオリジナルは見ていないのだが、おそら
くまったく違う作品だろう。でも見てみたくはなった。
□ DVD今日の買い!
<今日の作品:ヘアスプレー>
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見れば必ず欲しくなるサントラ。
<今日のお勧め>
近年のヒットミュージカル(舞台の映画化)












