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寒かったり、暖かかったりの日々です。
明日は暖かいそうで、寒い日が続いて急に暖かくなると、桜が
狂い咲きしたりすることもあるので、明日あたり咲くかもしれ
ませんね。
ところで、楽天のDVDレンタルに登録した人はいますか?
いたらぜひどんな使い勝手か聞いてみたいところです。
なんといっても安いからなぁ…
私はDISCASに登録していますが、DISCASは結句手間がなくて便利です。
まあ、たまになんで予約したのか忘れたようなDVDが届くことはありますが…
-------- 目次 --------
■ 今日の映画
女王陛下の戦士
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■ 今日の映画 − 女王陛下の戦士
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女王陛下の戦士
Soldaat van Oranje
1977年,オランダ,146分
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<キャスト&クルー>
監督 ポール・ヴァーホーヴェン
原作 エリック・ヘイゼルホフ
脚本 キース・ホリアーホーク
ジェラルド・ソエトマン
ポール・ヴァーホーヴェン
撮影 ヤン・デ・ボン
ヨソト・ヴァカーノ
音楽 ロジェ・ヴァン・オテルロー
キャスト ルドガー・ハウアー
エドワード・フォックス
ジェローン・クラッペ
スーザン・ペンハリゴン
<評価>
☆☆1/2(満点=5)
<プレヴュー>
1938年、ライデン大学に入学したエリック・ランソホフ上級生の
手荒な歓迎を受けるが、学生委員長のヒュースに気に入られ友人と
なる。1940年、英国とドイツが交戦状態に入り、オランダはすぐに
ドイツに降伏、女王は英国に逃れ、国民の一部はレジスタンス活動
を始める。エリックもその活動に参加するのだが…
『ブラックブック』のポール・ヴァーホーヴェンがオランダ時代
に撮った歴史ドラマの大作。あまり知られていない第2次大戦時の
オランダの状況を描いた。
<レビュー>
いきなり飛び出すグロテスクなシーン、たびたび登場するセック
スシーンにはヴァーホーヴェンらしいリアリズムが感じられるけれ
ど、歴史ドラマという大きな舞台の中ではどうもそれは瑣末なもの
に感じられてしまって、彼らしい迫力というのを生み出すのには今
ひとつ成功していないような気がしてしまう。
しかし、戦争という死と密接に関わる状況はセックスとも強く結
びつく。セックスとは生の露骨な顕れであり、死を前にした男達は
自分が生きていることの証を求めてセックスにふける。趣味の問題
もあると思うが、そんなことを言わんがためにヴァーホーヴェンは
セックス・シーンを、複数の男と関係する女を描いていったのでは
ないか。
ただ、この映画ではその生と死は前面には出てこない。前面に出
てくるのは戦争という状況の中での友情の物語である。ユダヤ人も
いれば、ドイツ系も多いというオランダが、ナチスドイツの支配下
に置かれたとき、人種や宗教ということにこだわらずに付き合って
いた友情がどう変化するのか。ある者は迫害する側に回り、ある者
は迫害される側に貶められ、ある者はレジスタンス活動に加わり、
ある者は静かに嵐が過ぎるのを待つ。
時に立場の違いが対立を生むこともあるけれど、友情は戦争とい
う状況を越えて続く。結果的にナチスとレジスタンスに分かれるこ
とになってしまったアレックスとエリックに端的にそれが表される
が、エリックが自分の代わりに逃がそうとしたユダヤ人のヤンも、
持ち前の几帳面な性格を生かして緻密なレジスタンス活動の中心人
物となって行くニコも、社会が押し付けるアイデンティティよりも
友情という自分の手で感じることができる関係を常に意識して生き
ているのだ。
この物語は表面的にはナチスドイツに支配されたオランダでのレ
ジスタンスとイギリスに逃げた王室の物語である。しかし、これが
単なるレジスタンス映画ではないのは、オランダがドイツ系が多かっ
たために反ナチスという形で一枚岩で結束できなかったという事情
などを反映して、そこに複雑な心理が働いているからだ。海を隔て
てナチスを敵としか見ないイギリスとは違うオランダ人としての見
方がそこには表れている。
もちろんナチスは極悪非道のファシストだ。しかし、そこに与す
る事情にはさまざまなものがある。ナチスに与して裏切り者になる
か、レジスタンスとして英雄になるか、その違いは紙一重でしかな
く、その違いを生むのは個人の資質ではなく、選択と運である。
この作品がナチスを撃退するという劇的な結末を用意しないのは、
この戦争の終結が必ずしもハッピーエンドではなかったということ
を示唆している。いつも書いていることだが、戦争とは誰にとって
も悲劇でしかない。戦争の間も友情は保たれたが、戦争は友人を奪っ
た。この作品の結論はただそれだけだ。写真に写った友だちのほと
んどはもういないのだ。
□ ヒビコレリンク
『ブラックブック』
□ DVD今日の買い!
<今日の作品:女王陛下の戦士>
<今日のお勧め>
ヴァーホーヴェンです。










