2007年12月09日

ブラボー火星人2000

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今年もいやなニュースが多かったですが、この間は犬が添い寝を
して認知症のおばあさんを助けたというニュースがありましたね。
しかも、野良犬かと思ったら飼い主が現れたということで、よかっ
たよかった、なんだかほっとします。
忙しい師走、なんかほっとする瞬間がほしいものですが、犬好き
なら、こちらがお勧め

猫好きならこちら

ブタ好きなら

ひつじ好きなら…




-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 ブラボー火星人2000

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − ブラボー火星人2000


--cinema2110-----------

 ブラボー火星人2000

 My Faborite Martian
 1998年,アメリカ,95分


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<キャスト&クルー>

監督 ドナルド・ペトリ
脚本 シェリー・ストナー
   ディアンナ・オリヴァー
撮影 トーマス・E・アッカーマン
音楽 ダニー・エルフマン
   ジョン・デブニー

キャスト クリストファー・ロイド
     ジェフ・ダニエルズ
     エリザベス・ハーレイ
     ダリル・ハンナ

<評価>

☆☆☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 TV局の記者ティムは局長に頼み込んでロケット発射現場の取材
に行く。しかしそこで局長の娘ブレイスとうまくいかず仕事をクビ
に。その帰り道、何かの墜落現場に行き合わせるが宇宙船の模型を
発見しただけだった。しかし、実は火星人が彼の車に乗っていたの
だ…
 60年代に人気を博したTVシリーズ「ブラボー火星人」をリメイ
クした映画。日本では劇場未公開であったが、とにかくくだらなく
て結構笑える。



<レビュー>

 火星には地球より優れた文明があり、その技術力で地球人によっ
て発見されることを防いでいるという設定。そして、その火星人の
ひとりが宇宙船の故障で地球に不時着、小型化して隠した宇宙船を
主人公のティムに持ち去られてしまったため、車のトランクに忍び
込んで彼の家に行く。そこからドタバタ喜劇が始まる。
 これはより高度な文明を持つ異性人との遭遇というパターンの作
品のひとつ。このパターンにはエイリアンが侵略してくるパターン
と平和的な交流により地球人が学ぶパターンがあり、この作品はど
ちらかといえば後者だが、それよりもどちらのパターンでもありう
る、エイリアンが「文明度の低い地球人から学ぶ」という展開を中
心に据えている。この展開はSFに限らずあらゆる物語によく出て
くるパターンで、そのギャップが笑いを生み、最終的にそのギャッ
プが埋まることによって物語がうまくまとまるというもの。しかも、
優れたものと劣ったものという関係の逆転を含んでいるので多くの
人々に受け入れられやすい。要は最初はバカにしていたのが、よく
知るといいところもあるなと思うというパターンで、その例は枚挙
に暇がないくらいだ。
 ともかく、そんなパターンで展開されるコメディ映画で、設定が
火星の進んだ文明だから何でもあり。ものや人間が小さくなったり、
洋服に人格があったり、透明人間になったりする。しかし、他の星
では勝手が違うために火星人のマーティンはいろいろと失敗をやら
かし、それが笑いを生む。優れているはずの人が失敗する笑い、こ
れもギャップを生かしたおかしさである。
 このようにギャップを生かしたコメディというのは素直に笑える。
変に攻撃的だったり、下ネタに走ったりするコメディと比べると、
やさしく、安心できる。子供に見せても安心という感じで、いかに
もディズニーが作ったコメディだ。ディズニーが作るコメディとい
うのは大体子供のかわいさでお茶を濁したり、毒にも薬にもならな
くかつ笑えないギャグをちりばめたものだったりして「なんだかな」
というのが多いのだが、この作品はしっかりとディズニーとしての
スタンスを保ちながら、コメディとしても面白い作品になっている
と思う。
 おそらくそれはこの作品が60年代にヒットしたTVシリーズのリ
メイク(であり同時に続編でもある)であることで、しっかりとし
た土台があったからだろう。私はこのTVシリーズは見たことがな
いが、60年代のTV作品ならば今みたいに過激なギャグや下ネタに
走る事はないだろうし、古典的ではあるが面白いものだったのだろ
うと想像できる。
 まあ、いろいろと細かいところを突き詰めていけば納得いかない
ところも多いし、登場人物の設定が甘すぎる(現実的ではない)と
いう批判もできる。あるいはこの火星人マーティンと地球人ティム
の関係からアメリカ賛美(と不寛容さの擁護)という底意を読み取
ることもできるかもしれない。しかし、まあそんなことに目くじら
を立てずおおらかに楽しみたい作品だ。




□ DVD今日の買い!

<今日の作品:ブラボー火星人2000>

価格:¥ 1,140(定価:¥ 1,500)
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<今日のお勧め>

 “火星”もののDVD

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価格:¥ 1,363(定価:¥ 1,481)
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価格:¥ 15,120(定価:¥ 16,800)
おすすめ度:

  レイ・ブラッドベリの名作のドラマ化。前から見てみたいのですが…

価格:¥ 702(定価:¥ 780)
おすすめ度:

  なんだこれは…




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2007年12月08日

PEACE BED アメリカVSジョン・レノン

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今日はジョン・レノンの命日です。
今年はジョン・レノンにまつわる映画が2本公開されます。
1本は平和主義者としてのジョン・レノンの活動を描いたドキュ
メンタリー『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』、もう
1本はジョン・レノンを殺害したマーク・デヴィッド・チャップ
マンを描いたドラマ『チャプター27』。
今日はその1本『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』を
お届けします。

また、ジョン・レノンのアルバムが紙ジャケット仕様で再発売さ
れてもいます。
価格:¥ 2,600(定価:¥ 2,600)
おすすめ度:

価格:¥ 3,000(定価:¥ 3,000)
おすすめ度:

そしてクリスマスももちろんジョン・レノン
価格:¥ 3,150(定価:¥ 3,150)
おすすめ度:


ジョン・レノンほかビートルズ・メンバーのソロ曲をカバーした
「Apple of our eye りんごの子守唄(白盤)」も発売。
アン・サリー、細野晴臣、土岐麻子、ハナレグミ、原田郁子らが
参加しています、“Happy Xmas(War Is Over)”も収録。
価格:¥ 2,940(定価:¥ 2,940)
おすすめ度:




-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 PEACE BED アメリカVSジョン・レノン

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − PEACE BED アメリカVSジョン・レノン


--cinema2109-----------

 PEACE BED アメリカVSジョン・レノン

 The U.S. vs. John Lennon
 2006年,アメリカ,99分


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<キャスト&クルー>

監督 デヴィッド・リーフ
脚本 デヴィッド・リーフ
   ジョン・シャインフェルド
撮影 ジェームズ・マザーズ
音楽 

キャスト ジョン・レノン
     オノ・ヨーコ
     ジョン・ウィーナー
     アンジェラ・デイヴィス
     ジョン・シンクレア

<評価>

☆☆☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 ビートルズのメンバーとして全世界のアイドルとなったジョン・
レノン、彼が徐々に平和主義に目覚め、平和主義活動へと入り込ん
でいく過程をインタビューを中心にまとめたドキュメンタリー映画。
 ジョン・レノンが平和の重要性に目覚め、ブラック・パンサーな
どの活動家と出会い、変わっていく過程を時代を追って描いた。オ
ノ・ヨーコ、ボビー・シール、ジョン・シンクレアがインタビュー
を受け、ジョンの想い出を語る。



<レビュー>

 ジョン・レノンはまずビートルズのメンバーであるが、次にはや
はり“imagine”の印象が来る。この歌に象徴される平和主義、反戦
の精神はいわば彼の代名詞であり、そのこと自体は別に彼の意外な
一面というわけではない。
 しかし、イギリス人である彼がアメリカでそのような活動に関わっ
ていく中で、アメリカ政府によって監視され、国外に追放されそう
になったという事実はあまり知られていない。この作品はそのよう
なジョン・レノンとアメリカ政府との関係をテーマにした作品で、
ジョン・レノンについて語ると同時に、当時のアメリカ政府につい
ても語る。ベトナム戦争の時代だったこの時代に平和主義とは何を
意味していたのか、それをジョン・レノンを通して明らかにしてい
くのだ。そして同時に彼がいかに平和主義“運動”に利用されていっ
たのかも。

 この作品が問題にしているのは、伝説的な当時のFBI長官ジョン・
エドガー・フーヴァーが「国のため」というスローガンの下、さま
ざまな人権侵害を犯し、国民の自由を奪ったということだ。彼と彼
の上司であるニクソンのやったことは、思想統制であり、自由の抑
制である。彼らは違法な盗聴などの手段によって“非国民”をあぶ
りだし、その人物が活動できないようにさまざまな手を打った。ブ
ラック・パンサーや左翼活動家と親しくするようになったジョン・
レノンもその対象となり、盗聴され、最終的には「ビザの期限切れ」
を理由に国外退去処分にすることでジョン・レノンの影響力をそご
うとしたわけだ。
 ジョンが活動の幅を広げるにつれFBIに目をつけられるようになっ
ていくという過程の部分がこの作品はすごく面白い。もちろん観客
はジョン・レノンの側に立つように操作され、にっくきニクソンと
フーバーという形で見るようになるわけだけれど、そこにはついつ
い引き込まれてしまうようなスリリングな展開があるのだ。
 そして、そのように観客を引き込む手法がこの作品は優れている。
最も効果的なのは作品の半分近くを占めるインタビュー映像の背景
として映像を使っている点だ。普通インタビューというと、背景は
文字通りの背景であるインタビューしてる場所が映っているわけだ
けれど、この作品ではその部分にアーカイブ映像をはめ込み、イン
タビュアーの話と関連するイメージを観客に投げかけ続ける。その
映像はもちろんジョン・レノンの側に立つようなイメージを喚起す
る映像のわけで、観客はその刷り込みの効果によって必然的にジョ
ン・レノンの味方となるのだ。
 このように書くと、この作品には中立性が欠けているように見え
るかもしれない。それはドキュメンタリーとしてどうなのかと。実
際のところこの作品は中立性に欠けている。しかし、ドキュメンタ
リーが中立でなければならないということなどないし、そもそも中
立なドキュメンタリーなど存在しやしないと私は思う。ドキュメン
タリーとはつまり、何かをドキュメントする(物語る)ものであり、
そこには必ず作り手の視点というものが入ってくくる。ドキュメン
タリーの作り手は、自分が信じるようにしか事実を構築することが
できない。それは恣意的な操作ではなく選択である。そして選択は
映画を作るうえでどうしてもしなくてはならないことなのだ。
 だから、中立かどうかでドキュメンタリーの良し悪しを語ること
はできないし、むしろひとつの意見を観客に納得させるもののほう
が映画として力があるのだと私は思う。ただ、それがプロパガンダ
に堕してはいけない。プロパガンダは反論を許さない。見るものに
考える余地を与えない。それは優れた映画だとは私には思えない。
 この作品には反論の余地があるし、ことさらにニクソンとブッシュ
を重ね合わせようとするのも、作品をこの事件が現代でも起こりう
るのだという警鐘として働かせようという意図である。しかし、まっ
たく同じことは起こりえないのであり、この事件と現代とを比べる
段階で必ず見る人それぞれの考える余地がそこに存在する。

 スリリングだった展開が、ビザの問題にすり返られたあたりで作
品としてもトーンダウンする。この先は少し退屈になるのだが、そ
れはジョン・レノンが結局このビザの問題によって活動をトーンダ
ウンさせざるを得なかったことにリンクしているように思える。そ
れはつまりFBIの戦略が成功したということなわけで、それはなるべ
く表に出したくないわけだ。そのような妨害にも負けずジョン・レ
ノンはアメリカにとどまったということでジョン・レノンの「勝ち」
という結論に持っていこうとするのだが、そこにはわずかな敗北感
も漂う。
 そこも含めて、私はこの作品が好きだ。もちろんジョン・レノン
の音楽は素晴らしい。この映画を見て、ジョン・レノンのCDを手に
したいと思わない人はいないはずだと私は思う。そしてジョン・レ
ノンのCDを手にすれば、人は少なからず平和に思いを馳せるはずだ。






□ ヒビコレリンク

 『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』公式サイト



□ DVD今日の買い!

<今日の作品:PEACE BED アメリカVSジョン・レノン>




<今日のお勧め>

 ジョン・レノン出演作品

価格:¥ 2,250(定価:¥ 2,500)
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価格:¥ 3,636(定価:¥ 4,179)
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価格:¥ 1,349(定価:¥ 1,500)
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2007年12月06日

ホーキーのおくりもの

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まもなく『ザ・シンプソンズ』の映画が公開されます。
私は東京国際映画祭で見ましたが、なかなか面白かったです。
レビューは公開前にお届けしますが、ミスドの袋もシンプソンズ
になり、シンプソンズのプチ・ブームという感じでしょうか。
そんな中、DVDではTVシリーズの第10シーズンが発売されたそう
です。
価格:¥ 7,615(定価:¥ 10,290)
おすすめ度:

あまりにたくさんありすぎて、第何シリーズまであるのかわから
ないし、どれを見たのかもわかりませんが、私はシンプソンズは
好きです。
興味のある方はシーズン1からどうぞ。
価格:¥ 5,498(定価:¥ 7,854)
おすすめ度:

いまとちょっと絵が違います。マイケル・ジャクソンやエアロス
ミスも(アニメで)出ていますよ。



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 ホーキーのおくりもの

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − ホーキーのおくりもの


--cinema2107------------

 ホーキーのおくりもの

 Mondovino
 2004年,フランス=アメリカ,136分


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<キャスト&クルー>

監督 バリー・タブ
脚本 
撮影 ダニエル・モダー
音楽 エリック・コルヴィン

キャスト ジョーイ・ローレン・アダムス
     ジャイコブ・フィッシャー
     エマ・ロバーツ
     バリー・タブ
     ジュリア・ロバーツ
     ブルース・ウィリス

<評価>

☆☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 テキサスで牧場を営むハリーのところに子牛が生まれる。世話を
任された息子のバディと娘のシスタはその子牛にホーキーと名をつ
け、友達のエドガーと一生懸命世話をする。すぐに大きくなったホー
キーとバディは牛の品評会でチャンピオンになるべく地区予選に出
場するが…
 俳優のバリー・タブが初監督したファミリー映画。ジュリア・ロ
バーツとブルース・ウィリスがゲスト出演している。


<レビュー>

 父親をなくした母子が営む小さな牧場で生まれた子牛をチャンピ
オン牛にしようとする。ライバルの金持ちの牧場主の妨害にもめげ
ず、地区予選はなんとか2位で突破、しかしお金もなく州大会への
準備はなかなかすすまない。しかし、周りの人たちの暖かい支えも
あって何とか大会出場を果たす。
 とまあ、そんな話で話としてはたいしたことはない。牛の品評会
に絡んで陰謀やらなにやらがあるのかと思わせもするが、そのよう
なこともそれほどない。この映画はとにかくほのぼのしていて、い
かにもファミリー向け映画という感じだ。舞台はテキサスで、今で
もカウボーイが闊歩しているという感じ。舞台は現代だが、牧歌的
でノスタルジーを感じさせるようなつくりになっている。
 見所はというと… 特にないが、子供たちのかわいさが見所とい
えば見所だろうか。バディとシスタのほほえましい行動を暖かく見
つめる周りの人たち。特になぜかチアリーダーの格好をして大会へ
と行くシスタは周囲を巻き込み、バディへの応援を繰り広げたりす
る。トラックに忍び込んで一緒に大会に言ってしまうバディの親友
エドガーもブラスバンドの衣装のまま過ごし、かいわさを振りまく。
妹のシスタを演じたエマ・ロバーツはジュリア・ロバーツの姪で子
役から“Unfabulous”というドラマシリーズで人気を得、最近では
ティーンズの役者として活躍を始めている。
 それでジュリア・ロバーツがゲスト出演したのだろうけれど、特
に映画に何かをプラスしているというわけでもない。ブルース・ウィ
リスもたまにはいい人を演じるかという感じで出演しているようで
毒にも薬にもならない人物だ。ただ、このブルース・ウィリスの出
演シーンは単調な映画に少しアクセントを加える役にはたっている。

 というわけで、子供が主役のファミリー映画。バディの冒険物語
として子供が見てももちろん楽しめるが、子供を持つ親もほほえま
しい子供たちを見て楽しいのではないかと思う。ー・タブはこの作
品で監督デビュー、来年には2作目の監督作品を公開予定だという。
なんだかそんな映画だが、ほのぼのとして、見ていて気分はいい。
クリスマスなんかにはいいかもしれませんね。





□ DVD今日の買い!

<今日の作品:ホーキーのおくりもの>

価格:¥ 2,953(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:



<今日のお勧め>

 エマ・ロバーツです。

価格:¥ 2,876(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:


価格:¥ 3,099(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:


価格:¥ 1,114(定価:¥ 1,499)
おすすめ度:

  歌手としても活躍しているそうです。




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2007年12月05日

帰郷

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昨日はクリスマスの話題でしたが、今日はお正月の話題。
昨日は紅白出場歌手が発表されたりして、もうすっかり年の瀬と
いう感じですが、世の中ではすでに福袋が売り出され、売切れた
りしています。お正月に発売される福袋の予約が始まって、あっ
という間に売り切れたりするそうな。
私は福袋はあまり買わないんですが、好きな人は好きですからね。

売り切れているものも多いので、お早めにどうぞ。



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 帰郷

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − 帰郷


--cinema2105-----------

 帰郷

 落葉帰根
 2007年,香港=中国,100分


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<キャスト&クルー>

監督 チャン・ヤン
脚本 チャン・ヤン
   ワン・ヤオ
撮影 ユー・リクウァイ
   ライ・イウファイ
音楽 

キャスト チャオ・ベンシャン
     ホン・チイウェン
     ソン・タンタン
     フー・ジュン

<評価>

☆☆☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 チャオが乗った深から重慶に向かうバスにバスジャックが乗り
込んで来る。チャオは隣の男が実は死んでしまっていることを告げ、
バスジャックを追い払うことに成功するが、他の乗客に気味悪がら
れ、バスを降りることになる。チャオは友だちのリュウの遺体をふ
るさとに帰るべく、ヒッチハイクと徒歩で旅を続ける。
 『スパイシー・ラブ・スープ』のチャン・ヤン監督のコメディ・
ドラマ。微笑ましくも深みのあるドラマに仕上がっている。


<レビュー>

 題材は死んでしまった男を運ぶというなんとも物騒なものだが、
チャン・ヤンはその題材を平和で微笑ましい物語に変えてしまう。
これはこの監督の特徴であり技だと思う。牧歌的というわけではな
いのだけれど、穏やかでのどかで優しい。『こころの湯』のような
いかにもな題材だけでなく、この作品のような物騒な題材でも同じ
ように優しい作品を取れるというのはすごいことだ。
 この作品に限って言うと、それを実現しているのは“旅”である。
ひとところにとどまらないことで、面倒くさい人間関係やしがらみ
から逃れることができ、死人という物体はひとつのエピソードにな
り、主人公のチャンのキャラクターづけをする小道具に過ぎなくな
る。そこがこの映画の味噌なのだと思う。つまりこの作品はロード
ムービーであることで成功しているのだ。
 うだつのあがらない中年の男が、唯一の友人も失ってしまい、彼
の望みをかなえるために旅に出る。途中で泥棒にも会い、一文無し
にもなるけれど、暖かい人々との出会いもあり、紆余曲折を経なが
らも前へ進んでゆく。

 ロードムービーというのは一般的に、目的地に向かう旅の旅程で
別の何かを発見するという展開になることが多い。それはロードムー
ビーというのが結末に向かうことに意味があるのではなく、その過
程に意味がある物語だからだ。
 この作品もそのような展開をとる。目的は友人の遺体を故郷へと
運ぶことだが、作品の核心は彼の旅自体にある。彼がさまざまな人々
と出会うことで自分自身が変わっていくのである。
 もちろんただ旅をすれば、そのような出会いと発見が生まれるわ
けではない。この作品で言えばこの主人公のチャオの正直さがそれ
を呼ぶ。彼は死人を運んでいるということがばれないように口をつ
ぐむこともあるし、ひもじくて葬式にもぐりこむこともある。しか
し聞かれれば正直に答え、人をだまそうとはしない。その正直さが
人の善意を呼び寄せ、彼の旅は何とか進んでいくのだ。彼の正直さ
はおそらく彼のそれまでの人生で幸福と同時に不運も読んでいたの
だろう。彼はそれを背負ったまま旅に出て、その正直さで新たな人
生を呼び寄せた。それは決して劇的な変化ではないけれど、彼の旅
が徒歩でゆっくりと進むように、彼の人生もゆっくりと変化してい
くのだ。
 ロードムービーにおける旅とは常に人生の比喩である。このゆっ
くりとした旅は彼のゆっくりとした人生、あるいは停滞した人生を
表象しているのだろう。

 ロードムービーというのはやはりいい。物語が進めば場所が変わ
り、風景が変わり、人が変わる。旅人はどこでもよそ者であり、出
会うのは常に未知のものである。未知のものとの出会いは新たな発
見、新たな展開、新たな関係を生む。
 ロードムービーでは何も劇的なことが起きなくても、小さな驚き
の連続がドラマを生み、それが面白い。小さなドラマの積み重ねが
主人公の内面にひとつの流れを生み、それが物語となるのだ。そし
てそこに彼の人生が見える。その控えめな感じがなんともいいのだ。
 この作品にもそんなロードムービーのよさがきっちりと当てはま
る。中国は広く、その文化のバリエーションは豊富だ。だから、中
国を舞台にしたロードムービーはもっとあってもいい。そんな思い
を強くさせる作品だった。




□ ヒビコレリンク

 『こころの湯』


□ DVD今日の買い!

<今日の作品:帰郷>

 http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=77


<今日のお勧め>

 中国第六世代監督の作品

価格:¥ 3,250(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:


価格:¥ 3,636(定価:¥ 4,179)
おすすめ度:


価格:¥ 3,990(定価:¥ 3,990)
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価格:¥ 4,250(定価:¥ 4,935)
おすすめ度:




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2007年12月04日

スケルトン・キー

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私の近所でも家を電飾で飾っている家が電気をつけ始めましたが、
新聞によると、そのような人たちを“イルミネーター”と言うんだ
そうです。近所から電機を借りたりして大変らしいですが、それな
りの楽しみはあるんだと思います。
家もやりたい!と子供さんに言われた方、まだ間に合います。これ
を飾ればあなたの家も人気者


外は飾らないけど、ツリーは欲しいなという方はこちらをどうぞ。

“光触媒”なので、「抗菌」「消臭」などの効果もあるそうです。
光触媒についてはここに簡単な説明があります。
私もスポンジに書いてるのを見て「光触媒って何じゃ」と思ったの
ですが、マイナスイオンみたいな真偽のはっきりしないものではな
く、ちゃんと科学的に実証されたもののようです。
いろいろなグッズが発売されていますが、防汚効果もあるので、
窓ガラスのコーティング剤などが売れているそうです。

コーティング剤を塗れば、窓も汚れず、室内の空気もきれいになり、
花粉やウィルスを吸着する効果もあるようです。高いけど、すごい
ということですね。気になる方は、今年の大掃除の際にぜひどうぞ。



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 スケルトン・キー

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − スケルトン・キー


--cinema2104-----------

 スケルトン・キー

 The Skeleton Key
 2005年,アメリカ,104分


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<キャスト&クルー>

監督 イアン・ソフトリー
脚本 アーレン・クルーガー
撮影 ダニエル・ミンデル
音楽 エド・シェアマー

キャスト ケイト・ハドソン
     ジーナ・ローランズ
     ジョン・ハート
     ピーター・サースガード
     ジョン・ブライアント

<評価>

☆☆☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 ホスピスで働くキャロラインはそこでの仕事がいやになり、募集
広告で見つけた住み込みの看護士をやることにする。その家には余
命1ヶ月と診断された老人とその妻が住んでいたが、婦人は家につ
いて謎めいたことを言い、不気味な雰囲気が漂っていた…
 ケイト・ハドソンとジーナ・ローランズ共演のサスペンス・ホラー。
監督は『鳩の翼』『光の旅人 K−PAX』のイギリス人監督イアン・
ソフトリー。



<レビュー>

 不気味な家で起きる不気味な出来事。いかにも怪しげな大きな屋
敷にやってきた看護士のキャロライン(ケイト・ハドソン)がいか
にも怪しげな屋根裏部屋に不気味なものを見つける。そして、最初
は献身的な妻と映っていたヴァイオレット(ジーナ・ローランズ)
が怪しく見えてくる。余命いくばくもないという夫に付き添う妻が
怪しいというのはサスペンスとして非常にまっとうな展開である。
 この映画はそこに“呪術”が加わりオカルト色を加えられるが、
その呪術を最初から「信じる人にとっては真実だ」と説明すること
によってそれが単なるオカルトではなく、人間の心理現象としても
捉えうることを納得させる。信じるだけで脳梗塞になったりそれが
治ったりするというのはにわかに信じがたいが、映画の語りの装置
としてその設定を受け入れることは容易だし、ある程度の説得力は
ある。
 そして、そのようなオカルト色を加えたまっとうなサスペンスを
面白くするのがケイト・ハドソンとジーナ・ローランズだ。ケイト・
ハドソンは若くして父親を亡くし、それを機に看護士になろうと決
意した心優しい女性、ジーナ・ローランズは市が近い夫を抱える不
気味な老婦人、このふたりがそれぞれの役回りを演じ、役の上でも
演技の上でも冷たい火花を散らす。別に仲が悪いというようなこと
ではなく、お互いがそのキャラクターを見事に演じることによって
役者として競い合い、同時に映画の中の人物として対決するのだ。
 ケイト・ハドソンの演じる人物は自分の行動に確信を持っている
ことが多い。それは自信家とかいうことではなく、自分自身という
ものをしっかりととらえている人物ということだ。自分の足場をしっ
かりと固めた上で相手と渡り合う。もちろん不安定な要素も抱えて
はいるのだが、心の芯の部分は譲らない強さを備えているのだ。こ
の作品はキャロラインのそのような性格を生かして、物語をうまく
展開していく。詳しくはいえないが、彼女がそのようなしっかりし
た人物だからこそ物語は面白くなり、ケイト・ハドソンはそれを見
事に演じている。ケイト・ハドソンといえばコメディのイメージだ
が、こんなホラーでもしっかりと存在かを示すことができるのだか
ら、やはりうまい役者なんだろう。
 対するジーナ・ローランズのほうはさすがというところ。前半は
これが本当にあのジーナ・ローランズかというくらいにおとなしい
老婦人を演じ、後半キャロラインが徐々にヴァイオレットを疑うよ
うになるにつれ迫力が加わっていく。その迫力はさすがの名優、70
歳を過ぎているということでさすがに年取ったという印象は否めな
いが70歳であの迫力はすごい。

 サスペンスなので、物語についてはあまり書かないが、すでに書
いたようにオカルト的な要素がありながら眉唾な感じはしないとい
うところが非常にうまい。オカルト要素を加えたサスペンスという
よりはオカルトとサイコ・サスペンスの中間辺りにうまく落とした
という印象だ。最後まで退屈することなく一気に見せる。
 日本では劇場未公開となったが、とにかく金をかけてCGや音で
びっくりさせるだけの大作ホラーよりはるかに面白い。ホラー映画
というのは結構当たりはずれが激しく、しかもはずれの割合が結構
多いので、こういう作品は貴重ではないかと思う。






□ ヒビコレリンク

 『鳩の翼』

 『光の旅人 K−PAX』
  



□ DVD今日の買い!

<今日の作品:スケルトン・キー>




<今日のお勧め>

 ケイト・ハドソン特集。すぐ終わりそうですが。

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posted by ヒビコレエイガ at 15:05 | TrackBack(0) | バックナンバー(移行中) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする