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ここ最近でウェブの世界はすっかり様変わりし、「Web2.0」が
当たり前の時代となってきました。
日々是映画のウェブサイトも時代に対応すべく大改造をひそかに
実行中です。これが終わると、見た目はあまり変わらないと思い
ますが、使い勝手が向上するはずです。
そのために、新しいソフト(というかバージョンアップ)を導入
しました。
高い!
私はDreamweaverとFireworksだけで、バージョンアップなので、
そんな膨大な金額にはならないのですが…
ソフトウェアって高いなぁ。マクロメディアがアドビに買収され
て初のバージョンアップ、新しいPhotoshopやIllustratorも欲し
いなぁ… こんなに高いからcrackソフトが蔓延するんだね。
今日はグラフィックやウェブサイトをいじらない人には関係のな
い話になってしまいました。
「Web2.0ってなんじゃ?」と思った方はこのあたりの本を読んで
みてください。
Web2.0への道は遠い…
-------- 目次 --------
■ 今日の映画
家の鍵
□ ヒビコレリンク
□ DVD今日の買い!
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■ 今日の映画 − 家の鍵
--cinema2117-----------
家の鍵
Le Chiavi di Casa
2004年,イタリア=フランス=ドイツ,111分
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<キャスト&クルー>
監督 ジャンニ・アメリオ
原作 ジュゼッペ・ポンティッジャ
脚本 ジャンニ・アメリオ
サンドロ・ペトラリア
ステファノ・ルッリ
撮影 ルカ・ビガッツィ
音楽 フランコ・ピエルサンティ
キャスト キム・ロッシ・スチュアート
アンドレア・ロッシ
シャーロット・ランプリング
<評価>
☆☆☆1/2(満点=5)
<プレヴュー>
ジャンニは生まれて以来15年間あっていなかった障害を持つ息子
パオロを育ての親から預かる。育ての親は父親と過ごすことで奇跡
が起きることを期待し、ジャンニは15年間の埋め合わせをいようと
ドイツの病院への付き添いをジャンニがすることになったのだ。そ
してジャンニはパオロと過ごす中で何かを見つけていく…
感動的ではあるがつらく苦しくもあるドラマ。ジャンニ・アメリ
オはヴェネチアで金獅子賞を受賞した『いつか来た道』以来6年ぶ
りの監督作品となった。
<レビュー>
イタリアで息子の付き添いを依頼され、15年間あっていなかった
息子とドイツに着いたジャンニは、そこで二重のディスコミュニケー
ションに悩まされる。ひとつは言葉の通じないドイツ人との間のディ
スコミュニケーション、そしてもうひとつはその意図や心理を理解
することができない息子とのディスコミュニケーションだ。ディス
コミュニケーションは人に恐れを抱かせる。意図が通じない相手と
の関係においては「何かしてはいけないことをしてしまったのでは
ないか」という恐れが常に付きまとう。
互いにそれを認識している人の間では、相手もそう思っているの
だと考えて気を落ち着かせることもできるのだが、パオロとの関係
においてはジャンニはそのような気休めで自分を納得させることは
できない。ジャンニにはパオロの意図が読み取れないが、パオロは
そのことを勘案してはくれない。
そこで救世主のように現れるのがイタリア語を解する障害児の母
ニコール(シャーロット・ランプリング)である。彼女はジャンニ
にドイツ語を通訳し、障害児への対処の仕方もさりげなく教える。
ジャンニは彼女を通じて二重のディスコミュニケーションを解消す
るが、それはあくまでも媒介者を通してのものでしかない。彼女が
いる間にジャンニはパオロとの関係の築き方を学びはするけれど、
彼女がいなくなりふたりになるとやはりどこにはディスコミュニケー
ションの壁が立ちふさがる。
障害を持つ子供(あるいは大人)をモチーフにした感動作という
のは決して少なくない(たとえば『アイ・アム・サム』や『オアシ
ス』)が、この作品のように障害のもつ子供(あるいは大人)への
対処の難しさやいらだたしさを露骨に描き、そこから考えさせる映
画というのはなかなかない。
ここに登場するパオロのような子供は他人として現れればわずら
わしく、いらだたしい存在である場合も多い。理性では理解し、受
け入れたいと考えるのだが、突飛な行動や言動を感覚的に拒絶して
しまうのだ。しかししっかりと対峙し、ゆっくりと交流すれば、表
現の方法が違うだけで同じ感情や考えを持っているということはわ
かるのだと思う。そしてそうすればうまく対話をし、分かり合うこ
ともできていくのだと思う。
15年間会わないでいたジャンニにはその時間がなく、急に息子と
過ごすことになった数日間でそれを感じ取る。しかしそれでもやは
り簡単に分かり合うことはできず、簡単に信頼関係を築くことはで
きない。
パオロは最初にジャンニに会ったとき、自分の家の住所や電話番
号、「やることがたくさんあること」を告げ、家に帰りたいという。
そして“家の鍵”をジャンニに見せるシーンでも“家”が彼のシェ
ルターであることを表明する。しかし、ふたりが少しずつ近づき、
ジャンニが「一緒に暮らそう」といったときパオロは「ボクの鍵で
ジャンニの家の扉が開くかなぁ」と言う。これは非常に感動的だし、
本当にうまいと感じさせるシーンだ。
しかし、そのままスムーズには行かず、最後にまたむむっとうな
らされるシーンがあり、映画は幕を閉じる。このラストは本当にう
まい。
ジャンニ・アメリオの作品は初めて見たし、日本ではあまり公開
されてもいないのだが、かなりうまい監督だと思った。確かに映画
としては単調で退屈な部分もあるが、その行間に語られることが多
く、いかにもヨーロッパの映画という風情がある。考えさせられる
大人の映画が好きな人にはぜひ見て欲しい作品だ。
□ ヒビコレリンク
『アイ・アム・サム』
『オアシス』
□ DVD今日の買い!
<今日の作品:家の鍵>
<今日のお勧め>
イタリア映画、比較的ニュー・リリース















