2007年12月28日

ギャザリング

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ブット元首相暗殺ですか…
イスラム教国で女性の政治指導者という貴重な存在だったのに…
おそらくイスラム過激派がやったのだと思いますが、彼らはもは
や自分達の首を絞めているだけでは?
巨大なパワーに対して暴力で対抗するのならまだ正当化のしよう
もありますが、自国の政治指導者を暗殺するというのは、ただ暴
力によって相手にいうことを聞かせようという暴挙でしかないは
ずです。
ご冥福と、パキスタンの平和をお祈りいたします。



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 ギャザリング

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − ギャザリング


--cinema2122-----------

 ギャザリング

 The Gathering
 2002年,イギリス,101分


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<キャスト&クルー>

監督 ブライアン・ギルバート
脚本 アンソニー・ホロヴィッツ
撮影 マーティン・フューラー
音楽 アン・ダッドリー

キャスト クリスティナ・リッチ
     ヨアン・グリフィズ
     スティーヴン・ディレイン
     ケリー・フォックス
     ブレア・プラント

<評価>

☆☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 ふたりの若者が穴に落ちて死んでしまう。その穴からは1世紀ご
ろの遺跡が発見され、研究者のサイモンと近在の神父が調査に乗り
出す。一方、サイモンの妻マリオンは若い女性キャシーを車で轢い
てしまう。キャシーは大事には至らなかったが、記憶を失いサイモ
ンの家に滞在することになる…
 クリスティナ・リッチがイギリスで主演したサスペンス・ホラー。
なかなかスリリングで驚きのある佳作。


<レビュー>

 最初こそホラー映画を思わせる展開だが、そのあとは基本的には
ホラーというよりはサスペンスという色彩のほうが強い。突然人が
現れたり、大きな音がしたりして観客を驚かすというホラーチック
な演出はあるけれど、その裏には常に謎があり、その謎を解くこと
が映画の主プロットになっているのだ。
 そしてその謎は事故によって記憶を失ってしまったクリスティナ・
リッチ演じるキャシーを中心に展開される。記憶を失ったキャシー
が見る幻覚、それが彼女が滞在している家の息子マイケルの夢とリ
ンクする。そもそもキャシーは事故にあった直後、知らないはずの
マイケルの名前をポツリと口にする。そして、彼女の幻覚は夢に留
まらず、現実に会っている人たちにも及んでいく。
 さらには、彼女が街中で見かける不気味な人たちも大きな謎を投
げかける。なんとなく青白い顔をした不気味な人々、彼ら(何人い
るか分からないが結構いる)はどうもキャシーのことを気にしてい
るようで、彼女に付きまとうがそれがなぜなのかわからない。
 そして、遺跡の謎もある。サイモンと神父が解き明かそうとする
遺跡の謎、神父はそこにある何かが妙に気になっているようなのだ
が、それが何なのかはなかなか明らかになっていかない。
 それらの謎によってこの映画はなかなか面白い展開を見せる。そ
して、最後にはそれらがひとつに収束していくというカタルシスも
ある。

 私はこの映画を見ながら、どこかで聞いたような話だと感じた。
というより、同じような映画を見たことがあるような気がした。こ
の作品自体は見たことがないはずなので、デジャブかと思ったが、
調べてみたところ、この話のモチーフはレイ・ブラッドベリの短編
「群集」に非常に通っているということがわかった。物語的にはか
なり異なっているので原作というわけではないのだが、モチーフが
同じなので、既視感があったのだろう。
 『10月はたそがれの国』という短編集に収められたこの話を私は
読んだことがあり、いわれてみればかなり印象に残る話だった。詳
しいことを描くと映画のネタばれになってしまうので書かないが、
その印象が映像として私の頭の中に残っていたのだろうと思う。こ
の短編自体も映像化はされているようだが、それもおそらくは見た
ことがない。
 なぜこんなことを書くのかといえば、そのように印象に残るモチー
フを扱った映画だったからなかなか面白く見ることができたのだろ
うということだ。しかも、このように繰り返し物語化されるモチー
フというのはやはりどこかに魅力というのがあるもので、同じモチー
フを扱った作品には同じように魅力がある。
 この作品はクリスティナ・リッチ以外に特に“売り”のない作品
だが、見て損のない作品に仕上がっているのはそのモチーフのおか
げだろう。それがいったい何なのか、気になったら映画を見て、つ
いでにレイ・ブラッドベリの小説も読んでみて欲しい。




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<今日のお勧め>

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posted by ヒビコレエイガ at 15:03 | TrackBack(0) | バックナンバー(移行中) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする