2008年01月16日

俺が犯人(ホシ)だ!

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昨日アメリカでは、マックワールドが開かれたそうで、アップルが
映画レンタルを開始すると発表したそうです。iTunesはマック、
Windows問わず普及しているし、iPodもかなりの人が持っているの
で、これは強力かもしれません。
iPod touchなら、画面の大きさ的にはぎりぎり大丈夫かもしれませ
ん。もう少し薄くて大画面になるといいんだけどね。

iPod touchが欲しい人は懸賞で!
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買うなら、こちら




-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 俺が犯人(ホシ)だ!

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − 俺が犯人(ホシ)だ!


--cinema2133-----------

 俺が犯人(ホシ)だ!

 I Died a Thousand Times
 1955年,アメリカ,109分


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<キャスト&クルー>

監督 スチュアート・ヘイスラー
原作 W・R・バーネット
脚本 W・R・バーネット
撮影 テッド・マッコード
音楽 デヴィッド・バトルフ

キャスト ジャック・パランス
     シェリー・ウィンタース
     ロリ・ネルソン
     リー・マーヴィン

<評価>

☆☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 恩赦で刑務所を出た強盗犯のロイ・アールは新たな強盗計画をボ
スのマックに告げられ、山奥のロッジに赴く。そこで仲間となるふ
たりの若者に会うのだが、ふたりはロスから女を連れてきており、
ロイはそれが気に入らず…
 ジャック・パランス主演のハードボイルド・アクション。ハンフ
リー・ボガード主演の『ハイ・シエラ』(44)のリメイク。


<レビュー>

 50年代のアメリカのアクション映画というのはまったくかざりっ
けがなくていい。特に、犯人が主役のクライム・アクションは非常
にハードボイルドでクールでいさぎいい。必ずヒロインが登場し、
恋に発展するというお決まりコースはあるにしろ、それはあくまで
彩りで、映画の中心はあくまで男の物語だ。
 これはもちろん40年代からの流行であるフィルム・ノワールの影
響だ。30年代にはアクションといえども、最後には主役とヒロイン
が結ばれて大団円となっていたのが、40年代からのフィルム・ノワー
ルでは男くさく救いの無い物語が多くなり、女性の登場人物はヒロ
インであることを辞めてファム・ファタールとなった。
 ただ、フィルム・ノワールというのはどうしても男性向けの映画
で女性やファミリーに受けるものではない。ハリウッドとしてはそ
の要素を入れながらカップルでも見てもらえるような映画を作る必
要があって、この映画のような作品ができたのだろう。
 この作品は、フィルム・ノワール的な要素はあるが、登場するふ
たりの女性はどちらもファム・ファタール的ではない。主人公のロ
イはこのふたりの女性に悩まされるが、決して悪女というわけでは
なく、ある意味ではまっとうな恋物語が展開されているわけだ。そ
のあたりが女性などにも安心してみてもらえる雰囲気を作っている
と言えるだろう。
 ただまあ、平凡と言ってしまえば平凡な映画だ。女とか犬とか仲
間とかいろいろな伏線が用意されていて、それが物語にいろいろな
展開を与えるわけだけれど、その展開は予想の範囲内をでない、と
言うよりはほとんど予想通りに展開していく。女性関係だけがなか
なか予想が付かないのだが、それは物語の本筋とはほとんど関係が
無い。
 だから、この映画はその面白さのほとんどを主人公を演じたジャッ
ク・パランスにおってしまっていると思う(あとは犬が少し)。
ジャック・パランスは『シェーン』(53)の悪役で成功して有名に
なり、主役級となったが、悪役顔なのでヒーローを演じることはで
きない。この作品は主役だが犯人役なのでまさに適役で、迫力のあ
る犯人を演じて抜群の存在感を見せている。このロイの何を考えて
いるかわからない無表情のおかげでこの作品はスリルを保って及第
点の作品となっている。
 このジャック・パランスは50年代前半に2度アカデミー助演男優
賞にノミネートされたが受賞を逃し、91年に『シティ・スリッカー
ズ』で受賞した。1919年生まれだからこのときすでに72歳、名優と
かスターとかいう印象は無いが、こういう役者にハリウッドは支え
られてきたのだなという気がする。60年代以降はヨーロッパでも仕
事をし、ゴダールの『軽蔑』などにも出演したが、ほとんどはマカ
ロニ・ウェスタンも含め主にB級というべき映画だった。でも、そ
の中にはきっと面白い映画もあるんだろうなぁ…




□ ヒビコレリンク

 『軽蔑』


□ DVD今日の買い!

<今日の作品:俺が犯人(ホシ)だ!>

 『俺が犯人(ホシ)だ!』はDVD未発売です(多分)。


<今日のお勧め>

 ジャック・パランスに注目すると…

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価格:¥ 2,952(定価:¥ 3,990)
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価格:¥ 448(定価:¥ 500)
おすすめ度:


価格:¥ 3,990(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:




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2008年01月15日

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

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今日は「イチゴの日」だそうです。
イチゴの旬は本来春ですが、先日も書いたように、今はイチゴ
といえば冬の果物という印象ですね。
せっかくなので、イチゴを食べたいところです。イチゴにもい
ろいろなブランドがありますが、最近人気が出てきたのが
ももいちご”という種類だそうです。

徳島県佐那河内村の36農家でしか作っていないという超限定の
イチゴだそうで、そういわれると食べたくなるような…

いちごはスイーツなんかも多いですが、千疋屋のパフェなんてのも人気なようです。
銀座千疋屋 デザートパフェ

銀座千疋屋 デザートパフェ

販売価格¥5,250

創業110余年 果物専門店の老舗「銀座千疋屋」では「果物は健康の母」をキャッチフレーズに厳選した果物を提供して…

商品詳細ページへカートページへ


千疋屋のいちごはとても高いですが、加工したものならね…



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − スウィーニー・トッド


--cinema2132-----------

 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

 Sweeney Todd: The Damon Barber of Fleet Street
 2007年,アメリカ,117分

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<キャスト&クルー>

監督 ティム・バートン
原作 スティーヴン・ソンドハイム
   ヒュー・ウィーラー
脚本 ジョン・ローガン
撮影 ダリウス・ウォルスキー
音楽 スティーヴン・ソンドハイム

キャスト チャールズ・S・ダットン
     イザイア・ワシントン
     ビル・ハーパー
     アンドレ・ブラウアー
     オシー・デイヴィス

<評価>

☆☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 19世紀のロンドン、理髪店主のベンジャミン・パーカーは判事の
ターピンに妻を横恋慕され、無実の罪で追放されてしまう。15年後、
ロウを抜け出してロンドンへ戻ったベンジャミンはスウィーニー・
トッドと名乗り、ターピンへの復讐を果たすべく準備を進める…
 ブロードウェイのヒット・ミュージカルをティム・バートンが映
画化したミュージカル・ホラー。


<レビュー>

 ティム・バートンとジョニー・デップといえば、『シザーハンズ』
に始まり、『エド・ウッド』、『スリーピー・ホロウ』、『チャー
リーとチョコレート工場』と次々と作品を送り出している盟友であ
る。そのふたりが今度はブロードウェイミュージカルを元にミュー
ジカル映画を作った。しかし、そこはティム・バートン、いわゆる
ミュージカル映画の能天気さとは無縁の、グロテスクなおどろおど
ろしい復讐劇だ。
 作品自体は非常によくできていると思う。ほとんどモノクロに見
える薄暗いロンドンの街を舞台に、復讐心に燃えるスウィーニー・
トッドが次々と人を殺していく。そのスウィーニーの理髪店の階下
でパイを売る食堂を出しているミセス・ラベットはそのスウィーニー
に惚れていて、とことんまで彼に協力する。霧にかすみ、すすに汚
れた街で暮らす人々はみな薄汚れ、その世界観を完全なものにする。
 果たして19世紀のロンドンが本当にこうだったのかはわからない
が、100年以上前のここと考えると、衛生観念も今とはまったく違っ
ていただろうし、人々の生活の仕方もまったく違っていただろうか
ら、この世界には説得力がある。この世界像の構築のうまさがティ
ム・バートンの魅力だ。『チャーリーとチョコレート工場』ではあ
りえないようなファンタジックな世界を見事に作り上げたが、ここ
ではありえないようなおどろおどろしい世界を見事に作り上げてい
る。
 そう考えると、『チャーリーとチョコレート工場』とこの作品は
正反対のようでよく似た作品なのかもしれない。ティム・バートン
の作品がありえなさとリアリティを併せ持つのは、それが常に人間
の内面を描いているからだ。誰でももっている子供の心、誰でも持っ
ている残忍な心、それを誇張し映像化したときに表れる世界、それ
がティム・バートンの映画なのだろうと思う。私はそういう世界は
すごく好きだ。だから、作品としてあまり面白くなかったとしても、
ティム・バートンの世界にはなんとなく惹かれる。

 さて、この作品はといえば、ジョニー・デップは独特のキャラク
ターを作り上げていて魅力的だし、ヘレナ・ボナム=カーターも
ちょっと気味が悪いくらいに役にはまっていて、キャストには問題
が無い。映像のほうも非常にクリアでありながら、薄暗さや不気味
さを見事に作り上げていて完成度は高い。ただ、物語のほうはたい
した話では無い上に、ミュージカルにありがちな中盤の中だるみも
あって今ひとつ乗っていけない。そもそも、ミュージカルが原作と
はいえ、この映画をミュージカルにする必要があったのかどうかは
疑問だ。
 ミュージカルであることをやめ、普通の映画として作ったらもっ
と展開は面白く作ることができたと思う。ただ、そうするとこの作
品の魅力であるグロテスクさが極端に出過ぎる可能性はある。この
作品は人が次から次に殺されるし、その殺人のシーンをしっかりと
映しているので非常にグロテスクだが、ミュージカルであることで
その残酷さは多少和らいでいる。そのあたりはミュージカルにした
利点かもしれない。
 しかしそれでもこの作品は日本でもR15に指定された。アメリカ
でもR指定、イギリスなどでは18禁に指定されている。このことに
よって観客動員はおそらく減るだろう。しかし、それでもあえてこ
のような作品を作ったドリームワークスはなかなかやると思った。
今の映画界はR指定を受けることを極端に恐れてメジャー作品では
残虐なシーンやセックスの描写をほとんどなくすのが主流になって
いる。そしてそのような映画がヒットしている。私はこのようなメ
ジャーの総ディズニー化はまったく気に入らなくて、どんどん面白
い作品ができなくなっていると感じていた。そんな中で子供向け作
品を強化しているドリームワークスがこのような作品も作ったとい
うのは面白いと思った。
 面白いと思うかどうかは人それぞれという感じの作品だが、なか
なか他に無い作品でもあり、見る価値はあると思う。


□ ヒビコレリンク

 『シザーハンズ』

 『スリーピー・ホロウ』

 『チャーリーとチョコレート工場』



□ DVD今日の買い!

<今日の作品:スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師>

価格:¥ 2,680(定価:¥ 2,680)
おすすめ度:


マーク・ソールズベリー
価格:¥ 3,360(定価:¥ 3,360)
おすすめ度:



<今日のお勧め>

 ティム・バートン&ジョニー・デップ作品



価格:¥ 1,345(定価:¥ 1,500)
おすすめ度:


価格:¥ 1,340(定価:¥ 1,490)
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価格:¥ 4,117(定価:¥ 5,565)
おすすめ度:


価格:¥ 1,340(定価:¥ 1,500)
おすすめ度:


価格:¥ 6,980(定価:¥ 19,800)
おすすめ度:




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2008年01月14日

ゲット・オン・ザ・バス

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今日は成人の日ですか。
街には晴れ着の人たちがあふれ、ニュースでは荒れる成人式の
ニュースが。毎年荒れると、こうれも恒例かと…
20歳で大人の自覚なんて実際、無理だよなぁなどと最近は思い
ます。



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 ゲット・オン・ザ・バス

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − ゲット・オン・ザ・バス


--cinema2131-----------

 ゲット・オン・ザ・バス

 Get On The Bus
 1996年,アメリカ,121分


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<キャスト&クルー>

監督 スパイク・リー
脚本 レジー・ロック・バイスウッド
撮影 エリオット・デイヴィス
音楽 テレンス・ブランチャード

キャスト チャールズ・S・ダットン
     イザイア・ワシントン
     ビル・ハーパー
     アンドレ・ブラウアー
     オシー・デイヴィス

<評価>

☆☆☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 1995年、ワシントンで黒人男性による100万人大行進が実施される
こととなった。LAからその行進に参加するためのバスに乗車した
中には、初老の“オヤジ”や息子を手錠でつないで歩く父親、ゲイ
のカップル、映画監督志望の青年などがいた。3日間にわたるワシ
ントンへの旅の中で、彼らはいろいろなことを議論する。
 スパイク・リーが95年のワシントン大行進をモチーフに現代の黒
人社会の問題を描いた佳作。


<レビュー>

 3日間をバスの中で過ごす十人あまりの人々、黒人運動の一大イ
ベントとして企画された100万人大行進に参加するという共通の目的
を持っていながら、彼らは感嘆には打ち解けない。UCLAのパーカー
を来た映画監督志望の青年X(スパイク・リー自身がモデルだろう)
がカメラを向けることはその人々を不快にさせることも多いが、彼
の行動は人々を少し近づける。しかし、ハリウッド・スターを気取
る売れない俳優はゲイのふたりにあからさまな差別意識を露にし、
隣に座った男の母親が白人だからといって彼と距離を置く。彼のこ
の行動が黒人社会内の差別/逆差別の構造をあからさまに示す。黒
人社会とひとくくりにされるけれど、それは決して一枚岩ではなく、
100万人大行進というのはそのばらばらな黒人社会を何とかまとめよ
うというしい行動なのだということがわかる。
 60年代に行われたという100万人大行進は公民権運動の一環として
黒人が団結し、自分達の権利を白人社会に対して訴えるイベントだっ
たと思うのだが、95年の大行進は黒人社会内部に向けて団結を訴え
るイベントだったのだろう。このバスに乗った人々はその行進にた
どり着く前のバスの中でその団結に少しずつ近づく。特に、旅の途
中のメンフィスで拾った黒人の自動車ディーラー(黒人のことを
“ニガー”と呼ぶ共和党員)への反感からその団結は強まる。
 この作品はそんな地味な物語だ、非常に小さな物語を積み重ねる
ことで、麻薬も銃もセックスも登場させることなく黒人社会を描い
ていく。犯罪をにおわせるのは父親が息子をつないでいる手錠だけ
だが、この父親と息子の関係も黒人社会にひとつの側面を非常にう
まく表現した小さな物語になる。そして、敬虔なイスラム教徒の格
好をした男、白人との混血の男、アフリカの太鼓を持ち込んだ初老
の“オヤジ”、彼らの背景や関係が明らかになっていく中で、そこ
には小さな物語が次々と生まれ、一つ一つが小さな輝きを放つ。

 スパイク・リーにしては非常に地味な作品だけれど、会話だけで
十分に楽しませてくれる作品だ。スパイク・リーは黒人監督のリー
ダーとしてやはり犯罪やドラッグといった黒人社会の暗部を描いて
きたが、こういう作品を撮っても面白い。私はこの人は結構繊細な
人で、どこかウディ・アレンと重なるところがあるようにも思える。
彼が黒人のために何かを訴える映画を撮らなくてもよい世の中が来
たなら、ウディ・アレンのような作品を撮るのではないだろうか。
 この作品にはユダヤ人のバス運転手も登場し、黒人と差別される
ことについて会話を交わすが、同時に白人として黒人の視線に恐怖
を感じるともいう。ユダヤ人であるウディ・アレンと黒人であるス
パイク・リー、典型的なニューヨーカーであるウディ・アレンと生
粋のLAっ子のスパイク・リー、このふたりを比較してみるという
のもなかなか面白いかもしれない。





□ DVD今日の買い!

<今日の作品:ゲット・オン・ザ・バス>

価格:¥ 3,751(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:



<今日のお勧め>

 スパイク・リー

価格:¥ 1,400(定価:¥ 1,800)
おすすめ度:


価格:¥ 1,340(定価:¥ 1,500)
おすすめ度:




価格:¥ 3,179(定価:¥ 3,990)
おすすめ度:



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2008年01月12日

バッドアス!

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先日も書いたのだめ」ですが、まだ見ていません。
が、視聴率はかなりよかったようで、ドラマのほうのDVD-BOXも
がんがん売れているようです。
価格:¥ 17,715(定価:¥ 23,940)
おすすめ度:

やっぱりね。
スペシャル版のDVDもきっとすぐに発売されるでしょう。
それまでには見よう。

あと、最近売れているものといえば「Wii Fit」
価格:¥ 8,800(定価:¥ 8,800)
おすすめ度:

私には何で売れるのかちっともわかりませんが、売れています。

あ、いまWiiで楽器を出したらバカ売れするんじゃないかな〜
バイオリンとか、ティンパニとか、それに指揮ゲームを組み合わ
せてとか、指揮棒コントローラーでオーケストラを指揮したり…
もう開発中かもなぁ…

ちなみにバイオリンはかなり売れているようですよ。
エレキバイオリンの入門セットとか、
子供用の分数バイオリン(小さいバイオリンを1/2と1/8という
サイズで表したもの)とか、
200万の高級品とか。

バイオリンはいいよね。



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 バッドアス!

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − バッドアス!


--cinema2130-----------

 バッドアス!

 Baadasssss!
 2003年,アメリカ,132分


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<キャスト&クルー>

監督 マリオ・ヴァン・ピープルズ
原案 マリオ・ヴァン・ピープルズ
脚本 マリオ・ヴァン・ピープルズ
   デニス・ハガティ
撮影 ロバート・プライムス
音楽 タイラー・ベイツ

キャスト マリオ・ヴァン・ピープルズ
     ジョイ・ブライアント
     T・K・カーター
     テリー・クルーズ
     オシー・デイヴィス

<評価>

☆☆☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 1970年、黒人映画監督のメルヴィン・ヴァン・ピーブルズはエー
ジェントにコメディ映画を作るよういわれるが、悩んだ末、黒人に
よる黒人のための映画を作ろうと心に決める。2週間かけて案を練
り、資金集めをはじめるが、前例の無い黒人映画に金は集まらず、
結局メルヴィンは自腹で撮影を始めることに…
 伝説的な“最初の黒人映画”『スウィート・スウィートバック』
の製作秘話を『スウィート〜』の製作者メルヴィンの息子マリオ・
ヴァン・ビープルズが映画化したコメディ・ドラマ。


<レビュー>

 映画制作の裏話を映画にするというのは作ること自体は簡単だけ
れど、それを面白くするのは難しい。しかもそれが自分の父親が作っ
た“伝説的”な映画だったりすると、賛美に終始してみているほう
はどっちらけということにもなりかねない。
 しかしこの作品は、困難に打ち勝って作られたその映画ができる
までの過程をある種のアドベンチャーとして描き、父メルヴィンの
ルールに従って娯楽映画として作り上げていることで成功している。
これは黒人が映画を通じて立ち上がったという歴史を描いた壮大な
ドラマではなく、ひとりの黒人がさまざまな困難にもめげず1本の
映画を作ったというだけの話なのだ。結果的にその映画が映画史の
1ページに刻まれることになったとはいえ、彼は決して英雄ではな
く、勇気と信念は持っていたが、短気で身勝手な男だった。自分自
身その映画に出演までした監督は彼をあくまで人間臭く描くことで、
その場にバイタリティを持たせ、リアルな映画に仕上げている。家
族にまつわるエピソードも大げさでなく、押し付けがましくなくて
いい。

 さて、この映画に描かれたほうの世界に話を移すと、70年頃とい
うのはキング牧師暗殺(1968年)後、ブラック・パンサーを中心と
する過激な運動が加熱していた頃だ。公民権法が制定される以前の
60年前後よりさらに過激派の活動が激化していたといってもいいか
もしれない。そんな中、映画は依然として差別構造の再生産装置に
なっていた。ステレオタイプを育てる映画という装置は黒人を無能
で怠け者として描き、そのような意識を白人達に植え付け続けた。
だから、差別を根本的になくすには、政治活動よりも草の根の文化
活動こそ必要だったのだ。
 だからこそ、このメルヴィン・ヴァン・ピーブルズの功績は大き
い。彼の作品の観衆は黒人に限られていたわけだけれど、これを見
た黒人達が自分達にも映画が作れることに気づき、彼らの作った映
画が白人達に見られることで、みなの意識が変わっていく、そんな
文化的な潮流の第一歩を彼を踏み出させたのだ。映画がそのような
力を持つためには、まずその映画自体が面白くなければならない。
いくらためになっても面白くなければ映画に客は入らない。客が入
らなければメッセージは伝わらないというわけだ。
 ここが娯楽であると同時に文化であり、芸術であり、それ以前に
ビジネスである映画というものの面白さでもある。映画が成功した
り、後世に影響を与えたりする結果を生むためには運も必要だ。こ
の『スウィート・スウィートバック』でいえば、アース・ウィンド&
ファイアーとの出会いが最大の幸運だっただろう。音楽という黒人
文化の中枢と結びつくことによってこの作品はより広く黒人社会に
受け入れられることができた。

 この作品はそんな幸運にも恵まれた映画の嫡出子、同じ主義にし
たがって作られた双子のような作品だ。この作品を見たら『スウィー
ト・スウィートバック』が見たくなるし、初期黒人映画についても
知りたくなる。娯楽作品としてもそれなりに面白く、興味は尽きな
い。マリオ・ヴァン・ピープルズは93年の黒人によるマカロニ・ウェ
スタン『黒豹のバラード』で話題を呼んだ。この作品もなかなか面
白そうだ。





□ DVD今日の買い!

<今日の作品:バッドアス!>

価格:¥ 3,399(定価:¥ 4,200)
おすすめ度:



<今日のお勧め>

 マリオ・ヴァン・ピーブルズ

価格:¥ 950(定価:¥ 980)
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価格:¥ 3,589(定価:¥ 3,990)
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価格:¥ 5,170(定価:¥ 4,179)
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価格:¥ 1,899(定価:¥ 5,040)
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2008年01月11日

僕のニューヨークライフ

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今夜、東京でも雪になるかもしれないそうで、寒いです。
私も昨年末からおなかの調子が悪かったり、鼻づまりだったりと
風邪なんだか何なんだかわかりませんが、いまひとつスッキリし
ません。今週末も連休ですので、ここで休めればという感じです。
皆さんも体調にはお気をつけください。

さて、そんなこともあり、昨日はいちごを一気食い。クリスマス
にあわせてイチゴが生産されてしまう日本ですが、本来の旬が近
づいて安く、おいしくなってきました。
10P買って食べ放題ってのはいかが?

奮発してという方は1パック8000円のイチゴをどうぞ。




-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 僕のニューヨークライフ

□ ヒビコレリンク

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■ 今日の映画 − 僕のニューヨークライフ


--cinema2129------------

 僕のニューヨークライフ

 Anything Else
 2003年,アメリカ=フランス=オランダ=イギリス,112分


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<キャスト&クルー>

監督 ウディ・アレン
脚本 ウディ・アレン
撮影 ダリウス・コンジ
音楽 

キャスト ジェイソン・ヒッグス
     クリスティナ・リッチ
     ウディ・アレン
     ストッカード・チャニング
     ダニー・デヴィート

<評価>

☆☆☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 若手コメディ作家のジェリーは公園で初老のコメディ作家ドーベ
ルからさまざまな話を聞く。ジェリーははじめてであったときに一
目惚れした恋人アマンダと暮らしているが、このところあまりうま
くいっていない…
 周囲に翻弄される優しい青年ジェリーを中心に風変わりな人々の
日常を描いたウディ・アレンらしいコメディ。



<レビュー>

 これがウディ・アレンだ。という感じ。ウディ・アレン本人が登
場し、いかにも落ち着きのない男として喋りまくる。主人公の優し
い青年ジェリーはそんなウディ・アレン演じるドーベルに敬服し、
彼のアドバイスに従う。ドーベルの言っていることは確かにウィッ
トがあったり頭のよさそうな言葉を使ったりして魅力的なのだけれ
ど、落ち着きのなさも感じさせる。ジェリー自身もカウンセラーに
かかっているのだけれど、ドーベルは精神病院に6ヶ月間入院した
ことがあるといい、恋人のアマンダもいくつも薬を飲んでいて、彼
女の母親はアル中だ。
 ようは彼の周りにはなぜかそういった心に何かトラブルを抱えて
いる、あるいは社会との間に齟齬があるような人たちが集まって、
ジェリーを悩ませる。ジェリーは受身で彼らのそんな心を受け止め
てしまって混乱する。この物語は彼が主人公で彼の行動と彼のモノ
ローグによって成り立っているのだが、よく考えると彼の精神とい
うのはあまり描かれていない。彼は周りの人々の心を受け止めてそ
れを観客に伝える受像機のようで、それがなんとも…
 彼の存在は本来ばらばらな3人のキャラクターをまとめる役目を
していて、そのばらばらなところがウディ・アレンらしいのではな
いかと思う。まあ世間的に言えば3人とも精神的に問題がある人々
だけれど、ニューヨークのような都会に暮らす人は多かれ少なかれ
精神に問題を抱えている。それが表に出てくるかどうかはその人の
感受性の問題で、ウディ・アレンはそれが表に出てきてしまうよう
な感受性の鋭い人を(自分自身も含めて)愛しているのだ。
 だからそれを映画にする。ウディ・アレンはそのような人たちの
一人としてこの作品に登場しているが、彼自身は実はジェリーのよ
うな人物なのかもしれない。あるいは両方なのかも。都会で暮らす
中で自分自身では処理しきれない捩れを抱え、それをどこかで表に
出さざるを得ないと同時に、同じようにそのような精神のねじれを
表に出さざるを得ない人々の受像機となるようなそんな人物、それ
がウディ・アレンではないかと思ったりする。
 ウディ・アレンの作品はそんなに好きではないのに、なんとなく
ついつい見てしまうのは、どの作品にもそんな彼の精神がにじみ出
ているからだろう。私はそこにばかり気をとられてしまうから、彼
の作品の区別がつかない。どの作品がどうだったかを思い出すこと
ができないのだ。

 ところで、この作品にはさらににじみ出てくるものがある。早口
でまくし立てられる言葉の中には色々な人名や文学からの引用があ
る。その一つ一つにはもちろん意味があるのだけれど、それがわか
らないと作品わ理解できないわけではないし、ウディ・アレン自身
もそれを期待してはいないだろう。わかるものもあれば、わからな
いものもある。わかるということは、そのトピックがその人にあっ
ているということで、その部分だけ興味深く見ればいいということ
だと私は思う。たとえば私が一番よく理解できたのはドストエフス
キーが引き合いに出される部分で、その部分はそれほど本筋とは関
係ないのだが、それでもそこから感じ取れるものはあった。
 ほかの人はほかの部分で感じ取るものがあって、それは人それぞ
れ違うのだろう。そしてわからない部分はわからない部分で引っか
かるものもあり、それも作品の魅力になりうるのだろう。それは何
かをつかもうとするための手がかりがたくさんあるということでは
ないかと思う。もがいてもがいて何かを探す。それが人生、難しい
ように見えるかもしれないが、結局「人生そんなもの」(Like
Anything Else)、結局難しく考えることはないってことだ。





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posted by ヒビコレエイガ at 15:06 | TrackBack(0) | バックナンバー(移行中) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする