2008年01月01日

クレージー黄金作戦

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あけましておめでとうございます。
皆様つつがなく新年をお迎えでしょうか。
大雪も降っているようなので、お気をつけください。
私は今年もまあ何とかやっていきますよ。

さて、新年といえば福袋。プランタン銀座なんかはもう並んで
いる人がいるでしょうか。
人によって欲しいものがいろいろなので、何がオススメとは言
い難いのですが、私が今欲しいのは内蔵ハードディスクですか
ね。映画をどんどん取り込んでいくのですぐにいっぱいになっ
てしまいます。500GBくらいあればね… そんな福袋はなかなか
ありません。
HDDレコーダも欲しいけど高いですからね。
景気がよい方は、大画面ハイビジョンテレビとブルーレイDVD
レコーダ、さらに液晶TVがもう2個とDVDレコーダーがもう
1個入った福袋
ってのをどうぞ。
お買い得だとは思いますが、TV3個もいるか!?
そう言えば去年も最高額の福袋ってのを書いた気がするので、
今年もついでに調べてみました。
今年はなんと!!10億円(消費税が5000万円)

まあ、どうでもいいですが…
それ以上に驚きだったのは、
ワイン屋さんのエノテカの2008万円福袋!
何が入っているんだろう… 



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 クレージー黄金作戦

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − クレージー黄金作戦


--cinema2124-----------

 クレージー黄金作戦

 1967年,日本,157分

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<キャスト&クルー>

監督 坪島孝
脚本 笠原良三
   田波靖男
撮影 内海正治
音楽 宮川泰
   萩原哲晶

キャスト 植木等
     ハナ肇
     谷啓
     クレージーキャッツ
     浜美枝
     藤田まこと
     園まり
     ペギー・ニール
     加山雄三
     ドリフターズ
     ザ・ピーナッツ
     ジャニーズ

<評価>

☆☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 バクチ好きの住職町田心乱は借金を返すために檀家総代が重役を
務める金友商事の社員になる羽目に。ある日、町で出会ったアメリ
カ人からラス・ベガスのチップをもらった彼はアメリカで一山当て
ようとたくらむ…
 東宝創立三十五周年記念作品として製作されたクレージー・シリー
ズの1本。相変わらずのお笑いに加え、加山雄三、ザ・ピーナッツ
などがゲスト出演、ドリフターズやジャニーズもちょい役で出演し
ている。



<レビュー>

 クレージー映画はやはりこうで、まあいつも通りという感じだが、
いつも通りの面白さというのは十分に楽しめていい。さらには、こ
の作品は157分というかなりの長尺でその分プロットが練られてい
る。この作品は主役は植木等一人ではなく、ハナ肇、谷啓も加えた
3人が全員主人公となっている。その3人がそれぞれの事情でアメ
リカに行くまでの過程が丹念に描かれていて、果たしてこのそれぞ
れの事情がどのようになっていくのだろうかという展開への興味も
わく。
 植木等はバクチ好きの住職、ハナ肇は意気揚々の代議士、谷啓は
傷心の医師、一山当てようという植木等と、海外視察といって実は
だまされているハナ肇、患者の残した遺産を受け取ろうという谷啓、
この3人が羽田から一緒になって、珍道中を繰り広げるというわけ。
中盤以降はその珍道中の面白さに歌やら踊りやらが加わって、クレー
ジーキャッツのちょっとしたステージなども挟まれて、とにかく楽
しく展開していく。能天気な明るさで、正月なんかに見るにはやっ
ぱりいいという感じ。この作品は67年の作品で、金友商事の壁に万
博のポスターなんかがかかっているけれど、世の中が非常に明るかっ
た時代なんだなぁと実感する。

 時代ということで言えば、今見るとやはりその時代感というのが
非常に面白い。まずは1ドルが360円という固定相場が懐かしい。
ドルはずっと360円で、それが当たり前だった。今とは物価も違う
から、1ドルというのは今とはまったく違う価値のお金だっただろ
う。ハナ肇はなれないチップに1ドル札を用意するのだけれど、間
違えて100ドル札のほうをどんどんチップであげてしまう。100ドル
というのはいったいどれくらいの金額だったのだろうか。
 そして、映画の作り自体も海外旅行というのが庶民とはかけ離れ
たものであった時代を象徴し、3人がロサンゼルスに着いたところ
で、ハナ肇が市内観光をするという設定でロスの名所がキャプショ
ンつきで次々と映される。日本とはまったく違う風景が見る人たち
の憧れを募らせるのだろう。海外旅行の自由化自体が1964年、それ
から3年しかたっていない67年には「トリスを飲んでハワイに行」っ
た人以外には海外旅行なんて夢のまた夢だったことだろう。
 空撮の映像がブレブレなのはご愛嬌、ハワイ経由の飛行機の小さ
さを見れば、航空機の技術というのがこの40年間に飛躍的に向上し
たというのはよくわかる。ものというのは街並みや服装、髪型と並
んで時代性を端的に表すものだ。川本三郎に『映画の昭和雑貨店』
というエッセイがあるが、そこにも登場したパチンコはこの作品で
も時代性を表すものとなっている。立ったまま指で玉をはじくパチ
ンコ、これは昭和の庶民映画の定番だが、玉を受ける皿が今のもの
に近づいていたりして、30年代の作品よりは進化したパチンコがこ
の作品には見られる。

 クレージーキャッツの作品はやはりその牧歌的な笑いも魅力だが、
60年代という時代を映すものとしての魅力が今は大きい。昭和ブー
ムといわれ、ノスタルジーをそそる映画がいろいろ作られている。
そういう作品は現代向けにアレンジされていて、わかりやすくてい
いのだが、本当の昭和の映画もぜひ見て欲しい。そこには今作られ
る作り物の美しい昭和とは違う、美しさと汚さが同居したリアルな
昭和が映っている。 




□ ヒビコレリンク

川本 三郎
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□ DVD今日の買い!

<今日の作品:クレージー黄金作戦>

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<今日のお勧め>


 クレージーキャッツ・ボックス一気見で昭和に浸れ!

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posted by ヒビコレエイガ at 15:03 | TrackBack(0) | バックナンバー(移行中) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする