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今夜こそ東京は雪のようです。
センター試験といえば雪というイメージがありますが、何とか
試験にはかからずにすみそうですね。
受験生の皆さんはお疲れ様でした。まだこれから試験があると
思いますので、頑張ってくださいね。
私も大学受験のときにいちど大雪に見舞われた記憶があります。
時間には余裕を持って出かけましょう。
-------- 目次 --------
■ 今日の映画
しゃべれども しゃべれども
□ ヒビコレリンク
□ DVD今日の買い!
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■ 今日の映画 − しゃべれども しゃべれども
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しゃべれども しゃべれども
2007年,日本,109分
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<キャスト&クルー>
監督 平山秀幸
原作 佐藤多佳子
脚本 奥寺佐渡子
撮影 藤澤順一
音楽 安川午朗
キャスト 国分太一
香里奈
森永悠希
松重豊
八千草薫
伊東四朗
<評価>
☆☆☆(満点=5)
<プレヴュー>
古典にこだわる二つ目の落語家今昔亭三つ葉は師匠の話し方講座
についてゆき、そこで途中で席を立った美女十河五月を呼び止める。
お茶を教える祖母の弟子の一人に甥に落語を教えてくれと頼まれた
三つ葉はその少年村林と十河、さらに不意にやってきた元プロ野球
選手の湯河原の3人を生徒に落語教室を始めるが…
佐藤多佳子の同名小説の映画化。情緒が残る下町を舞台にしたほっ
とするようなヒューマン・ドラマ。
<レビュー>
最近は落語ブームだったり、昭和ブームだったりするので、こう
いう映画はヒットしてもいいと思うのだがいかんせん地味だ。落語
がモチーフとは言っても、落語会について何かを描いたり、落語の
噺がモチーフになっているというわけではなく、二つ目の噺家が主
人公というだけし、昭和の情緒が残る下町が舞台だが、それほどノ
スタルジーを掻き立てるような風景が次々と出てくるわけではない。
それは、この作品の舞台である落語や下町が懐かしいものとして
ではなく、いわゆる“現代”から少し取り残されてしまったものの
象徴として現れているからだろう。いわゆる“現代”の東京といえ
ばやはり渋谷や青山や六本木のような都会なわけだが、そんな東京
の中にもそこからは取り残された場所があり、人々がいる。これは
そんな人たちの日常や悩みを描いた物語なのだ。
だから、いわゆる“現代”の日常とは少し違う世界を描いている
ようで、その内容はまったく変わらないと言っていい。三つ葉の悩
みは落語家として一皮向けないという悩みだが、それは落語家に限
らずどのような職業の人でも持つ悩みだ。
だから、この作品は誰でも共感できる作品になりえたと思う。し
かし、実際はどうもこのそれぞれの人物設定がいまひとつで、なん
だかぼやんとした印象になってしまった。主人公の三つ葉はおそら
くいい人なんだけれど、下町っ子らしいがさつさとシャイな部分を
併せ持ったという人物像なのだろうけれど、その感じがいまひとつ
描ききれておらず、いきなりがさつになったり、いきなり繊細になっ
たりする男に見えてしまうし、香里奈演じる十河もただただ無愛想
な人物に見えてしまう。
この映画はその人物像のあいまいさを映像で補おうとしていて、
たとえば発表会にやってきた人が帰ったということを靴の少ない玄
関を映しただけで表現したり、なかなかいいショットもあるんだけ
れど、映像に語らせようとしすぎるあまり不必要なスローモーショ
ンやクロースアップも出てきてしまう。そのあたりがこの作品がど
うもばらばらな印象与える原因になっているのだろう。
ただ、村林少年を演じた森永悠希はかなりいい味を出していた。
関西人らしいお調子者だが、繊細なところもあり、かなり気を使う
子供でもあるという村林を非常にうまく演じ、他の大人に引けをと
らないどころかくってしまうくらいの演技を見せている。かといっ
て生意気な餓鬼というわけではない子供らしいかわいさもあって、
この作品で一番存在感が合ったのではないかと思う。
それを考えると、この2時間弱という時間に4人の主要登場人物
の4つのエピソードを詰め込んでしまったということも作品にまと
まりがかけてしまった原因になってしまったのかもしれない。特に
湯河原のエピソードはほとんど語られず、添え物のようになってし
まったし、最終的にはラブストーリーなのに、その過程の感情の機
微のような部分はまったく描かれていない。
これは色々な素材を詰め込みすぎて、それぞれの素材が互いのよ
さを打ち消しあってしまった料理のような作品だ。結果的に全体は
ぼんやりした印象になってしまい、つまらなくはないのだがほとん
ど印象には残らない。
でも、国分太一は着物が似合うと思う。
□ DVD今日の買い!
<今日の作品:しゃべれどもしゃべれども>
<今日のお勧め>
今日は映画ではなく、お勧め落語DVD。これが本物だ。
『本格 本寸法 ビクター落語会 柳家権太楼 其の壱』









