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もう花粉だそうです。
いやになりますね。
毎年書いているかもしれませんが、花粉に聞くらしいお酒という
のがありまして、請福ファンシーといいます。
本当に効くかどうかはわかりませんが、お酒を飲むと花粉症の症
状がひどくなるはずなのに、お酒を飲んで軽くなるなら、ぜひ飲
みたいですね。焼酎好きの花粉症の方は試してみてください。
ファンシーではありませんが、請福で作った梅酒というのもあり
ます。焼酎が苦手な方はこちらをどうぞ。
この請福酒造は石垣島の酒造所で、石垣島では人気ナンバー1で
す。石垣島の飲み屋には、この請福か八重泉が必ずあります。ど
ちらも現地で飲むとおいしいです。個人的には請福のほうが好み
かな。
なかなか本土では買えませんが、ネットでは買えます。
ちなみに、私が一番好きな泡盛は宮の鶴。こちらも石垣島では普
通に売っていますが、沖縄本島ではレアもの、本土ではプレミア
ムです。
ネットでは石垣島の稲福酒造で売っているのを見つけました。
ひとり1本だそうですが、興味がある方はどうぞ。
-------- 目次 --------
■ 今日の映画
全然大丈夫
□ ヒビコレリンク
□ DVD今日の買い!
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■ 今日の映画 − 全然大丈夫
--cinema2139------------
全然大丈夫
2007年,日本,110分
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<キャスト&クルー>
監督 藤田容介
脚本 藤田容介
撮影 池内義浩
音楽 エコモマイ
キャスト 荒川良々
木村佳乃
岡田義徳
田中直樹
きたろう
伊勢志摩
村杉蝉之介
蟹江敬三
<評価>
☆☆☆☆(満点=5)
<プレヴュー>
植木職人の見習いをする照男はホラーが大好きで、実家の古本屋
で幼馴染の久信と友達を脅かしたりしている。久信は清掃会社に勤
めるまじめなサラリーマン、その会社の求人にあかりという女性が
応募してくるが…
独特なキャラクターで存在感を見せる荒川良々の長編映画初主演
作。監督は大人計画などの舞台で映像を作っている藤田容介で、長
編映画としてはこれが事実上の商業映画デビュー作となる。
<レビュー>
ざっと全体を見ると、この作品は映画のコピーにもあるようにほ
のぼのとした脱力系のコメディである。それに寄与しているのはな
んといっても主演の荒川良々のキャラクターだが、その脇に配した
木村佳乃と岡田義徳もほのぼのとした世界にうまく溶け込んでいて、
キャスティングは絶妙だ。笑いどころはたくさんあるが、過激さも
なく、下ネタもなく、本当にほのぼのと笑うことができる。基本的
には下らないギャグで、「鼻くそ」とか子供が笑いそうなネタが多
いのだけれど、そういうギャグはやはり単純に面白いし、ばかばか
しいと思わせないような構成の工夫があってすばらしい。
しかし、この作品の本当の面白さはそこにはない。この作品が本
当に面白いのは、まずはどうでもいいことへのとんでもないこだわ
りにある。私が好きなのは荒川良々演じる照男の服だ。彼はセーター
やトレーナーをいつも着ているのだが、そこに書いてあるのは
“MIZZOU”や“☆RYU☆”といったまったくわけのわからない言葉、
これを作ったにしろ探して来たにしろ相当な手間がかかるはずだ。
しかしそれは物語とはまったく何の関係もなく、映画の中で触れら
れることもまったくなく、単なる小道具としてしか現れない。それ
は照男の部屋においてあるフィギュアにも言える。こっちのほうは
多少触れられはするが、照男の人物像を作り上げるのと、ちょっと
したギャグのために相当手の込んだフィギュアをいくつも作る。そ
のあたりのこだわりが本当に面白い。
だからこの作品は好きな人は何度も繰り返し見れば、どんどん笑
いどころが増えていく作品だと思う。ホームレスのアーティストが
作るオブジェも、古本屋の品揃えも、きっとかなりのこだわりがあっ
て、きっとじっくり見ればそこにまた笑いがあるのだろう。そうい
えば、父親からの葉書も面白かったし、歌も噴飯ものだった。思い
返しても笑えるギャグがちりばめられていて、こういうのはコメディ
映画というよりはギャグ映画というべきなのかもしれない。
しかし、この作品はただただ下らないギャグを並べただけの下ら
ない映画ではない。かといって安っぽいヒューマンドラマでもない。
この作品の底に流れているのは、異形への愛である。笑いというの
は私たちが“普通”と考えているものとはちょっとずれたものを持っ
てくることで生じるギャップから生まれることが多い。だから外国
人や田舎者というのが笑いのネタになることが多いのだ。同様に、
身体障害者などの弱者も同様に笑いのネタになりうる。しかし、そ
のような笑いは下品なものだし相手を傷つけるものだから、心から
笑うことはできず、評価されない。だから、コメディ映画にはなか
なかそういう人を登場させることすらしない。
しかし、この作品では田中直樹演じる湯原のように人とは違うと
いう人が登場する。ホームレスのアーティストもそうだし、悲劇的
に不器用なあかりも広い意味ではそうだ。あるいはホラーに執着す
る照男もそうかもしれない。この作品は彼らを笑いにしながら、し
かしそこには愛がある。あかりがティッシュの箱を開けられないと
いうギャグは本当におかしいが、それであかりを馬鹿にしているわ
けでは決してない。
それはこの作品がそのような「人とは違う」(=異形)というこ
とに対してある種のうらやましさとか畏敬の念とかを持っているか
らではないか。文字通り異形の湯原は内面的にすばらしいものを持っ
ていて、自分の外見を気にしてはいるが卑下してはいない。内面的
に異形といえるあかりはそのことを気にしているが、無理やりに自
分を曲げようとはしない。そのような個人を尊重することによって
この映画は面白いギャグ映画でありながら、心に残る作品となって
いるのだ。
監督の藤田容介は大人計画などの舞台で使う映像の制作を行って
きた人で、『イヌ的』などの伝説的な短編をいくつも作っている。
長編としては1999年に公開された『グループ魂のでんきまむし』が
あるが、グループ魂がこれだけ人気が出た今でも著作権の問題など
があってソフト化される予定はない。この『グループ魂のでんきま
むし』は本当にすばらしい作品で私が劇場に3回見に行った唯一の
作品なのだが、3回見といてよかったと思う。ちなみにグループ魂
は今ブレイク中の阿部サダヲと宮藤官九郎とブレイクしていない村
杉蝉之介の3人による大人計画内のユニット、ちなみに『イヌ的』
は荒川良々、皆川猿時、村杉蝉之介の3人による“とびだせボーイ
ズ”の公演で使われた劇中映像だ。
これらの作品を作っていたときは藤田秀幸名義で作っていたのだ
か、今回は藤田容介と名前を変えた。私はこれは彼が本格的に劇場
映画に進出しようという意気込みなのではないかと思ったりする。
もちろんこれからも劇中映像も作っていくのだろうが、商業映画も
作ってどんどん面白い作品をリリースしてほしいと思う。そうすれ
ば、ソフト化が不可能な作品たちも色々な障害をクリアして発売で
きるんじゃないかと期待したい。
□ ヒビコレリンク
『グループ魂のでんきまむし』
□ DVD今日の買い!
<今日の作品:全然大丈夫>
『全然大丈夫』オフィシャルサイト
<今日のお勧め>
荒川良々出演の映画、ドラマ、その他。









