2008年01月28日

ぼくの好きな先生

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http://www.cinema-today.net/



ネットをぷらぷらしていたら、「生一丁!プレミアム」という
フラッシュゲームを見つけて、これが意外と難しくてついつい
やってしまいました。

サイトに載せましたので暇な人はぜひやってみてください。
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まだもらえてません。いまどきは、ネットにいろいろなサービスや
ゲームがありますねぇ…
ダウンロードゲームだったら本格的なものも無料でいろいろあ
るし、数独とかクロスワードといったペンシルパズルもたくさ
んあるし、ついつい暇がつぶれてしまいます。
あ、今晩は和民に行くんだったという方もゲームをどうぞ。




-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 ぼくの好きな先生

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − ぼくの好きな先生


--cinema2141------------

 ぼくの好きな先生

 Etre et Avoir
 2002年,フランス,104分


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<キャスト&クルー>

監督 ニコラ・フィリベール
撮影 カテル・ジアン
   ロラン・ディディエ
音楽 フィリップ・エルサン

キャスト 


<評価>

☆☆☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 フランスの田舎の小さな小学校、小さな子供から6年生までの十
数人の子供がひとつの教室で学ぶ。この学校のロペス先生は、小さ
い子供にアルファベットを教えている間、大きな子供には自習させ
るなどして授業をしている。
 ニコラ・フィリベールが小さな小学校の一人の先生と生徒の日常
を描いた心温まるドキュメンタリー・ドラマ。フランスでドキュメ
ンタリー映画として異例のヒットとなり、全米批評家協会賞のドキュ
メンタリー賞も受賞した。



<レビュー>

 始まりは雪の中を歩く牛、そして教室をのそのそと歩く亀、牛と
亀というのんびりした動物がこの作品のリズムを象徴している。田
舎の生活はゆったりと進み、小学校の時間の流れもゆったりとして
いる。3歳から11歳までをまとめて教えるゴメス先生の授業は生徒
ひとりひとりと語りあう授業であり、時に声を荒らげることはあっ
ても決してあせらずじっくりと生徒が学ぶのを助けてゆく。
 そしてカメラはそんな授業を受ける生徒達の表情を克明に写し取っ
ていく。集中している顔、気が散っている顔、いらだっている顔、
その表情がなんともいえなくいい。このような“本当の”表情を捉
えることができるというのはドキュメンタリーならでわだ。子供達
は時にカメラを凝視し、カメラを意識するが、慣れてしまえばいつ
も通りに戻り、いつも通りの表情を見せる。それはやはり演技して
いる子供達とは違っている。そして時々映る子供達の両親も非常に
自然だ。そこで生活しているという安定感がにじみ出ているし、わ
ざとらしく無い生活臭さがそこにはある。
 しかし、この作品はおそらくある程度の演出をした作品ではある
だろうと思う。会話のシーンなどではカメラをセッティングして改
めて話をしてもらうなどという準備をしているのだろうなぁと思わ
せるシーンが結構あった。もちろん映画のためにそのような会話を
準備したというわけでは無いだろうが、先生から「これからこの生
徒と話をしに行くよ」などという話を聞いて、あらかじめ準備をし
て撮影をしたのだろうと思う。そのためこの作品にはいかにもドキュ
メンタリー的なカメラのぶれや動きというものがあまり無い。それ
がこの映画をドキュメンタリーであるにもかかわらずドラマとして
非常に見やすいものにしているのではないかと思う。私はこんなド
キュメンタリーの作り方もあっていいと思うが、第三者的な視線を
逸脱しているという意味でドキュメンタリーとしてはどうかという
意見もあるかもしれないし、同時に変にドラマ的である分、逆に退
屈に思えてしまう向きもあるかもしれない。

 しかし、そのようなドキュメンタリーとしての疑問点をカバーし
て余りあるほどにこの作品は内容がいい。教室のシーン、各生徒に
家のシーン、子供達が遊んでいるシーン、遠足のシーン、先生が子
供達にあと1年半で退職することを告げるシーン、先生へのインタ
ビューのシーン、そのどのシーンをとってもまったく無駄がなく、
しっかりとまとまっている。それはおそらく、このゴメス先生の教
室自体が完全にひとつの世界としてまとまっているところに大きな
理由があるのではないかと思う。
 十数人しかいない生徒達は互いのことをよく知っており、先生も
生徒達のことをよく知っている。主人公の一人とも言える最上級生
のひとりジュリアンはあまり勉強ができなくて、家でも間違えて母
親に叩かれる。しかしそこには愛情がある。このジュリアンは同学
年のオリヴィエと喧嘩をしてふたりで先生に呼び出されるのだけれ
ど、決して仲が悪いわけではなく、おそらく兄弟のような関係なの
だろう。10年近く毎日机を並べて兄弟のようにもなるだろうし、そ
うなったら相手のいいところもいやなところも目に付いて時には喧
嘩になる。今はまだ入ったばかりの小さな子供達もいつかはああな
るんだろうなぁという兆しを日々の関係の中で見せたりする。
 そんな完全な世界をうまいバランスで切り取った映画もやはり完
全な世界を作り上げる。素材の選択の絶妙さといいバランス感覚が
この映画を魅力的な作品にしているのだ。ドキュメンタリーとして
だけではなく、一本のドラマとしても十分に楽しめる作品だと思う。



□ ヒビコレリンク

 ニコラ・フィリベール・レトロスペクティヴ

 『パリ・ルーヴル美術館の秘密』



□ DVD今日の買い!

<今日の作品:ぼくの好きな先生>

価格:¥ 4,536(定価:¥ 5,040)
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<今日のお勧め>

 “先生”が主人公の映画をいくつか

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posted by ヒビコレエイガ at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ヨーロッパ2000年以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする