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今日はホワイトデーですが、まあそれはもういいでしょう。
今日もまだまだ忙しいです。
ふう…
甘いものでも食べてリフレッシュかな。
-------- 目次 --------
■ 今日の映画
ジェリーフィッシュ
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■ 今日の映画 − ジェリーフィッシュ
--cinema2173-----------
ジェリーフィッシュ
Meduzot
2007年,イスラエル=フランス,82分
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<キャスト&クルー>
監督 エドガー・ケレット
シーラ・ゲフェン
脚本 シーラ・ゲフェン
撮影 アントワーヌ・エベルレ
音楽 クリストファー・ボウエン
キャスト サラ・アドラー
ニコール・レイドマン
ゲラ・サンドラー
ノア・クノラー
<評価>
☆☆☆1/2(満点=5)
<プレヴュー>
テルアビブのホテルでウェイトレスとして働くバティアは不器用
で怒られてばかりいる。そのホテルで結婚式をあげたケレンとマイ
ケルだったが、ケレンが骨折をしてしまい新婚旅行は中止、近くの
ビーチのホテルに泊まることに。
エドガー・ケレットとシーラ・ゲフェンがオリジナル脚本で撮っ
た初監督作品。カンヌ映画祭でカメラドールを受賞した。
<レビュー>
浮き輪をつけた迷子を主人公のバティアが見つけ、預からざるを
得なくなるというプロットと、その子がどうしてもその浮き輪を話
そうとしないというエピソード、そして全体的な映像の印象からこ
の作品はやや幻想的なガーリーな映画という感じがする。主人公の
バティアはつらい失恋をしたばかりで、どこか世の中に絶望してい
るというのもいわゆる“負け犬”な感じで雰囲気がある。
しかし、実際はそれほど単純なものではなく、結婚したばかりの
カップルや女性カメラマン、フィリピン人のヘルパーといった複数
の主人公が登場し、現在のイスラエルの現実を複眼的に描くように
なっている。結婚したばかりのカップルの新郎のほう(マイケル)
がロシア語のほうが得意だったり、フィリピン人のヘルパージョイ
が介護する老婆がドイツでの記憶を引きずっていたり、イスラエル
という国には実にさまざまな人がいる。彼らはユダヤ教という宗教
とヘブライ語という言語でつながってはいるけれど、ヘブライ語と
いう言語は親の世代にとっては母国語ではなく学んだ言葉なのであ
る。そして、イスラエルという国が数十年も近隣の国との間で戦争
を続けていることも大きく影を落とす。
さらっとみるとフランス映画のような印象を与える映画だけれど、
実際に言葉や映像として現れない部分でもイスラエルという国の抱
える問題や、そこに暮らす人々が抱える暗さのようなものが垣間見
える。
それでも、ここに登場する人たちはほとんどが好感が持てるとい
うか、いい人たちなのだ。それぞれに悩みを抱え精一杯に生きてい
る。イスラエルという国を見てしまうと、どうも問題のある国と思
えてしまうが(それはイランなどにも当てはまることだが)、そこ
に暮らす人々は私たちと変わらない人たちなのだ。それは当たり前
のことだけれど、国際政治というマクロな視点に慣れてしまうとつ
いつい忘れがちな事実だ。日本のように本当にさまざまな国から映
画が入ってくる国では、そのそれぞれの映画を見ることでその当た
り前の事実を思い出すことが出来る。
日本人は国際感覚があるほうではないと思うが、そのようなレベ
ルで世界を感じていられることのほうが重要なのではないかと思う。
この主人公のバティアの感じていることやある種の現実逃避に共感
できる人は世界中にいると思う。そしてこの作品はそれを言葉に頼
らずに表現することで、そのような距離を越えた共感というものを
実現していると思う。
それほど「面白い!」という作品ではないが、なんだかじわじわ
と味が滲み出してくるようでいい。イスラエル映画は最近結構入っ
てきているから見る機会もあるだろう。となると今度はその近辺の
ヨルダンやレバノン、サウジアラビアといった辺りの映画も見てみ
たくなる。
□ ヒビコレリンク
『ジェリーフィッシュ』公式サイト
□ DVD今日の買い!
<今日の作品:ジェリーフィッシュ>
イスラエル映画のDVD売っているこんなサイトが。
<今日のお勧め>
くらげといえば…





