2008年03月20日

マイ・ブルーベリー・ナイツ

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つい昨日ですが、これを買いました。

まあ、ブレンダーなんですが、ジューサーになったりマッシャー
になったり、ミルになったりするという“バーミックス”のよう
なもの。
値段はバーミックスの3分の1、しかもメイドインジャパンで、
刃物メイカーの貝印ということなので、わざわざ高い金出して
バーミックス買うこともねえんじゃね?という商品です。
私の周りには最近、赤子が多いのですが、離乳食作りにも大変便
利、私が買ったのは専用容器がおまけでついて6700円というやつ
で、一番割安のものです。単品で一番安いのはこちら

アマゾンにもありますが、アマゾンでは7500円でした。


4月から新生活という方にも便利だと思いますので、ご検討くだ
さい。
ただ、新生活でちゃんと料理もしようという方はフードプロセッ
サー
なんかもあったほうがいいと思うので、こちらをどうぞ




-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 マイ・ブルーベリー・ナイツ

□ ヒビコレリンク

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■ 今日の映画 − マイ・ブルーベリー・ナイツ


--cinema2171------------

 マイ・ブルーベリー・ナイツ

 My Blueberry Nights
 2007年,香港=中国=フランス,95分


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<キャスト&クルー>

監督 ウォン・カーウァイ
原案 ウォン・カーウァイ
脚本 ローレンス・ブロック
   ウォン・カーウァイ
撮影 ダリウス・コンジ
音楽 ライ・クーダー

キャスト ノラ・ジョーンズ
     ジュード・ロウ
     デヴィッド・ストラザーン
     レイチェル・ワイズ
     ナタリー・ポートマン

<評価>

☆☆☆1/2(満点=5)


<プレヴュー>

 ニューヨークに暮らすエリザベスは失恋し、恋人の家の鍵をカ
フェのオーナーに預ける。後日、閉店後のその店にやってきたエリ
ザベスはそのカフェのオーナーであるジェレミーと話し込み、毎日
売れ残るというブルーベリー・パイを食べる。ジェレミーはエリザ
ベスに恋心を抱くが、恋人を吹っ切れないエリザベスはニューヨー
クを後にする…
 香港映画の巨匠ウォン・カーウァイが始めて英語作品に挑んだラ
ブ・ストーリー。主演はグラミー賞歌手でこれが映画初出演となる
ノラ・ジョーンズ、脇をジュード・ロウら豪華キャストが固める。


<レビュー>

 この映画を見てまず思ったのはウォン・カーウァイはどこへ行っ
てもウォン・カーウァイだということであり、これはウォン・カー
ウァイのアメリカでの再出発の作品なのだということだ。
 最近のウォン・カーウァイは『花様年華』や『2046』といっ
た90年代の彼から考えると「らしくない」作品を取ってきた。どこ
がどう違うかを説明するのは難しいのだが、『恋する惑星』や『天
使の涙』といった90年代の作品は「スタイリッシュ」という言葉が
見事に当てはまる作品で、なおかつどこかユニークなところがあっ
て新しさを感じさせてくれた。しかし、2000年以降の作品(あるい
は『ブエノスアイレス』とそのあとの作品)はそれまでとは別のユ
ニークさを求めているようでスタイルよりも芸術性を求めているよ
うな感じがした。それはまるでグラフィックデザイナーが画家へと
転身を遂げようとしているかのようでどうも居心地が悪いものだっ
たと思うのだ。
 しかし、この作品で彼は舞台をアメリカに移し、英語の作品を作
ることで90年代の作品に立ち返り、再び自らのスタイルで映画を撮
り直したのではないかと思う。彼らしいざらつきとあえてコマを落
とした映像、軽快なカッティングのリズム感、疾走するカメラのス
ピード感といった映像面でのウォン・カーウァイのスタイル、そし
て登場人物たちがみなどこかずれているという感じ、それはまさに
90年代香港の王家衛そのものだ。フェイ・ウォンやトニー・レオン、
ミシェル・リーがやっていたことをノラ・ジョーンズやジュード・
ロウ、ナタリー・ポートマンがそのままやっているというそんな印
象をこの作品から受けた。

 それはそれで90年代のウォン・カーウァイを好きな人にはいいの
だろうし、そういったスタイルの作品が好きな人にもいいのだろう
けれど、いまそのようなスタイルの作品を見ると、ちょっと鼻白い。
90年代に新しかったことは今はもはや新しくはなく、当時はものめ
ずらしかったことも今ではすっかり陳腐になってしまっていたりす
る。
 この作品にもそんな感覚に襲われるシーンがいくつもある。もっ
ともわかりやすかったのはジュード・ロウがはじめてノラ・ジョー
ンズにキスをするシーン、このシーンの「くささ」はなんとも見て
いるほうが恥ずかしくなる。行為自体も「くさい」のだが、その撮
り方がそれに輪をかけて「くさい」。そのあたりがこの作品のスタ
イリッシュさに古臭い印象を与えてしまっているのだろう。
 あとは、ナタリー・ポートマンの役どころというのも微妙なとこ
ろという気がする、本来はそもそもちょっとずれているふたりの物
語にさらにぶっ飛んだキャラクターを投げ込むことでオリジナリティ
を出すという狙いだったのだろうけれど、結果的にはただかき混ぜ
ただけでラブ・ストリーの主プロットにはあまりかかわりのないエ
ピソードになってしまったように思える。
 それで散漫になってしまったせいもあって物語としても尻すぼみ
だし、なんだかスッキリしなかった。

 なんだか、ちっともほめていないような気がするが、決してつま
らない作品ではない。ウォン・カーウァイの作品は大して面白くな
くても映像と音楽のリズムによって作品の中に入り込めるように作
られている。以前の作品の印象やらなにやら余計なことを考えずに
映画を見ればそれなりに面白いし、ストレートなラブ・ストーリー
を楽しむこともできるだろう。
 この作品はアメリカという地で再出発を果たしたウォン・カーウァ
イが新たな境地を切り開くためのひとつのステップだと私は考えた
いと思う。そう考えれば、そんなに悪い作品でもないと思う。



□ ヒビコレリンク

 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』公式サイト

 『2046』
  


□ DVD今日の買い!

<今日の作品:マイ・ブルーベリー・ナイツ>




<今日のお勧め>

 90年代のウォン・カーウァイ作品。

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posted by ヒビコレエイガ at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ2000年以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする