2008年03月25日

DOOM ドゥーム

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東京ではサクラの開花宣言がかなり早くでましたが、いよいよ
咲いてきたという感じです。
花見は外でやるものなので、ビールがぬるくなってしまったり
で困りものですが、先日コールマンのセールを覗いたときに、
さすがバーベキュー大国という優れものを見ました。

水と氷と缶ビールを入れておけば冷たいまま飲めます。
ビールサーバーを使えばさらに本格的に。

いいですね、花見で生ビール…

そういえばその昔、花見でおでん鍋を囲んでいる人たちを見か
けました… カセットコンロのものもあるので、お好きな方は
一興にどうぞ。



-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 DOOM ドゥーム

□ ヒビコレリンク

□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − DOOM ドゥーム


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 DOOM ドゥーム

 Doom
 2005年,アメリカ=チェコ,104分


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<キャスト&クルー>

監督 アンジェイ・バートコウィアク
原案 デヴィッド・キャラハム
脚本 デヴィッド・キャラハム
   ウェズリー・ストリック
撮影 トニー・ピアース=ロバーツ
音楽 クリント・マンセル

キャスト ザ・ロック
     カール・アーバン
     ロザムンド・パイク
     ラズ・アドティ

<評価>

☆☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 2026年に、地球から火星へと通じる通路“アーク”が発見されて
から20年、火星のオルドゥヴァイ研究所で研究員が次々と襲われる
という事件が起こった。サージをリーダーとする特殊部隊RRTS
は休暇を返上し、事態の収拾に向かう。その隊員のひとりリーパー
はオルドゥヴァイに行くことに引っ掛かりがあるようだが…
 アンジェイ・ヴァートコィアクが人気シューティングゲームを映
画化。B級映画らしいパニック・アクションでなかなか楽しめる。



<レビュー>

 地球外で謎の生物に襲われるという設定はいやがおうにも『エイ
リアン』を思い出させるが、しかもこの謎の生物が襲った人間を
「エイリアン化」させるとなると、いかにもまったく『エイリアン』
な設定ということになる。
 そして、そんなエイリアン型のSFパニック映画としては中くら
いの出来、すでにアクションスターの仲間入りをしているザ・ロッ
クのごつい体は説得力があり、このエイリアンの正体と誰が生き残
るのか、誰がどのように殺されるのか、いつどのように人間がエイ
リアン化していることに気づくのかという興味を持ってストーリー
を追っていける。
 そして、終盤には「なるほどこう来たか」というひねりもあって
B級映画(といわざるを得ないが)としては十分満足いく仕上がり
になっている。
 ただ、ザ・ロック以外の隊員がどうも特殊部隊の精鋭には見えな
いのが残念。新人の“キッド”はともかく、黒人の隊員は「黒人な
らいいだろ」的な適当なキャスティングでどうもドン臭く見えてし
まう。そしてザ・ロックに次ぐ位置づけのカール・アーバンも優男
な感じで今ひとつだ。これもスターをひとりしか使えないB級映画
の哀しさか。

 しかし、このB級映画であるという点がこの映画が『エイリアン』
と一線を画している点でもある。A級映画(とはあまりいわないが
大作ということ)では作品全体に何かヒューマニスティックなメッ
セージが込められていたり、どこかで観客を納得させなければなら
ないし、極端に暴力的であったりしてはいけないという制約がなん
となくあるように思える。
 しかし、B級映画にはそれが無いから、この映画は人を殺し放題
だし、誰がいつ死んでも裏切ってもいい。それが展開に面白みを与
え、中途半端なヒューマニズムでは得られないカタルシスを与える。
もちろん暴力的なものに拒否反応を示す人は見てもいやな思いがす
るだけだと思うが、ここに描かれた暴力はジョン・カーペンターに
近いものがあって、そこにはちょっとした現代社会と人間の実情が
込められているのだと思う。
 ここでばったばったと殺されるのはエイリアンになってしまった
人たちだ。しかし、その人がエイリアンになったかどうかまだわか
らないという段階でその人を殺すことはためらう。しかし、ためらっ
た相手がエイリアンだったとしたら自分が殺されてしまうのだ。こ
こに存在するのはどこで他者に線を引くかという問題で、恐怖はそ
の線を果てしなく自分のほうに引き寄せる。そうすると少しでもエ
イリアン化の恐れがあれば殺してしまえということになるわけだ。
それはアラブ人と見たら逮捕してしまえというアメリカに似ている
し、同じことは歴史上で何度も繰り返されてきたことだ。
 もちろん、この作品はそんなメッセージを伝えるために作られた
わけではないが、優れたエイリアンものというのは常にそのような
他者=エイリアンとの曖昧な境界が問題になり、それが作品を面白
くするのだ。
 その意味でこの作品はエイリアンものとしては上等の作品、上等
のB級エイリアン映画ということになる。アクションとしてはいま
いちだが、まあいいだろう。




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<今日のお勧め>

 アンジェイ・バートコウィアクは監督としてはいまいちだが…

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posted by ヒビコレエイガ at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ2000年以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする