まあ、春なんで寒かったり暖かかったりするわけですが、それに
しても今日は寒い!
こう寒いと何ですか、普通はラーメンですかね?
でも、私はあまりラーメンというのは食べないんで、中華麺なら
つけ麺のほうが好きです。
なんて思いながら、つらつらとネットを見ていたら、大崎の行列
の出来るつけ麺店に六厘舎のつけ麺というのが楽天ランキングの
1位になっていました。
超濃厚スープに極太麺! 六厘舎のお取り寄せつけめん 3食入りここはTVでもやっていたり、dancyuにも取り上げられていておい
しそうなのですが、並んでまでラーメンを食いたくないので、行
くことは無いだろうと思っていたのですが、お取り寄せならいい
かな…
さっき見たら、もう売り切れそうだったので、気になる方お早め
に。
-------- 目次 --------
■ 今日の映画
イラク -狼の谷-
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■ 今日の映画 − イラク -狼の谷-
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イラク -狼の谷-
Kurtlar vadisi - Irak
2006年,トルコ,122分
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<キャスト&クルー>
監督 セルダル・アカル
脚本 ラージ・シャシュマズ
バハドゥル・オズデネル
撮影 セラハティン・サンカクリ
音楽 ゴハン・キルダル
キャスト ネジャーティ・シャシュマズ
ビリー・ゼイン
ゲイリー・ビューシイ
ハッサン・マスード
<評価>
☆☆1/2(満点=5)
<プレヴュー>
2003年、イラク北部クルド人自治区、アメリカ軍が同盟国である
はずのトルコ軍の司令部を訪れ、司令官らを拘束した。それを屈辱
に感じた将校スレイマンは自ら命を絶つ。トルコの元諜報員である
ポラットはその事件を指揮したアメリカ軍の司令官サム・マーシャ
ルに会うためイラクに潜入する…
イラクでのアメリカ軍の傍若無人振りを描いてトルコ及びイスラ
ム圏で喝采で迎えられたが、アメリカでは公開が見送られた。
<レビュー>
2003年7月、イラク北部のクルド人自治区で実際に起きたトルコ兵
拘束事件、これはトルコ国民にとって大きな屈辱として記憶され、
人々の反米感情を描きたてることとなった。この作品はその事件に
インスパイあされる形でアメリカが介入することで泥沼化したイラ
クにおける、アラブ人、クルド人、トルコ人の対立を描く。
ニュースなどで問題になった米兵のイラク人に対する虐待問題な
んかも取り込んでいるのだけれど、その見方は完全に一方的である。
だからこそイスラム圏で受けたわけで、その見方は不公平極まりな
いのだけれど、ハリウッドがやっていることも同じだから、バラン
スをとるという意味ではこういう作品も公開されたほうがいい。
最終的にはアクション映画で、その文法はまったくもってハリウッ
ド映画そのままだが、そこでアメリカの影響を強く受けていること
にはまったく無反省にアメリカ批判に終始する。そのあたりも作品
としては未熟といわざるを得ない。
さらには、トラックの荷台に詰まれたイラク人たちを機関銃で撃っ
たり、自民族の優越性を信じることで他の民族を迫害することを正
当化したりというシーンを入れることで、アメリカ軍がナチスを髣
髴とさせるように構成されているのもちょっとやりすぎという感じ
がある。そして、同時にユダヤ人医師を臓器売買の黒幕に仕立て上
げもする。アメリカ憎しがユダヤ憎しにもつながり、とにかくなん
でも攻撃してやろうという姿勢になる。まあ別にいいけど、あまり
気持ちいいものではない。
しかし、よく考えてみると、この拘束事件が屈辱的であるという
一員には自分達はアラブ人とは違うという差別意識があるだろうし、
クルド人がアメリカ人と結託した悪者として描かれている点も、ト
ルコ国内におけるクルド人のあり方を考えると、また別の差別意識
なのだと思う。反米という点では一致する三者だが、この作品に描
かれているように対立が止むこともない。この作品はアメリカがそ
れを利用して自分達の思い通りの国をイラクに作ろうとしていると
批判しているわけだけれど、その策にまんまとはまっている自分た
ちのことを省みはしないのだろうか。
自爆テロは神の道に反するという導師の言葉に焦点を当てたり、
主人公は無実の人たちを傷つけることは決してしないということに
よってアメリカやテロリストと自分達の差異を明確にしようとして
いるのだろうけれど、結局最終的にはアメリカ軍を皆殺しにし、暴
力によって何かが解決したかのような幻想を与えている。映画の作
りもそうだけれど、このような解決の仕方はアメリカ軍のやり方と
どこが違うのか。そして、これで何かが解決したかのように見せる
ごまかし方もハリウッド映画そのものだ。
この作品はアメリカを批判しながら、作品内外でアメリカのやり
方がいかに効率的であるかということを宣伝してしまってもいる。
アメリカはにくいけれど、アメリカの文法を使ってアメリカと同じ
やり方でしか表現できない、そのことにこそ問題があるのではない
か。
この憎しみと暴力の連鎖が止むためには何かこれまでとは違う方
法論が必要だ。しかし、この作品がそのことに触れることはまった
くない。最初に書いたようにバランスをとるという意味では意味が
あるが、それ以外には何も残さない。アメリカ軍とアメリカ政府の
ムスリム達に対する扱い方の不当性を訴えた作品としては『グアン
タナモ、僕達が見た真実』に遠く及ばない。
アクション映画としてはハリウッドならば、B級の中の上という
ところだろうか。アクション映画としてもつまらなくはない。
□ ヒビコレリンク
『グアンタナモ、僕達が見た真実』
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