後期高齢者医療制度とか、メタボ検診とか、いわゆる「医療制度
改革」が実施とないなりました。「いつの間に?」というのが国
民の多くの認識だと私は思うのですが、これは小泉政権時代に自
民党が“強行採決”した法案のひとつ。「そういえば年金からの
天引きがどうこう言ってたなぁ…」といううっすらとした記憶が。
しかも、この保険料、これから上がっていくっていうし、「かか
りつけ医」制度なんてのもある。「かかりつけ医」なんてよさそ
うな制度だけれど、高齢者は「かかりつけ医」を指定して、他の
先生にかかるときは許可をもらわなければいけないらしい。
というわけで、マイケル・ムーアの『シッコ』を見たのですが、
この制度はどうもアメリカの医療制度に近づいていってしまって
いるのではないかと。「民営化民営化」と騒ぎ立てる日本の政治
家が医療保険の民営化もはじめてしまったら… と背筋も凍る思
いです。
「痛みを伴う」とかいいながら在任中は国民を喜ばす政策ばかり
していた小泉政権のつけが今回ってきたのです。何とかせねば。
ついでにメタボ検診、メタボは問題なので、これもよさそうな制
度なのですが、ウェスト85cm以上というのは40代から60代の男性
のほぼ平均値、つまり2人に1人がメタボと診断されるわけです。
でも、それっておかしくないですか?人口の半分が病気なんて。
聞いた話では、統計的にはこのメタボライン前後の人が一番長生
きするということも…
診断された人は保険医などの指導を受けるわけですが、となると
売れそうなのが薬やいわゆる“トクホ”ですよね。すでに各メー
カーはメタボ対策食品やら何やらを次々発売、巨大な市場を狙っ
ています。そして、その製薬会社やら何やらには厚生労働省から
役人が天下り…
“メタボ”の問題点についての参考書はこちら。
日本は豊かな国なのに、その金はいったいどこに消えるのか…
本当にアメリカみたいになっちゃうよ。
というわけで『シッコ』です。
これは必見。
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-------- 目次 --------
■ 今日の映画
シッコ
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■ 今日の映画 − シッコ
--cinema2192-----------
シッコ
Sicko
2007年,アメリカ,123分
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<キャスト&クルー>
監督 マイケル・ムーア
脚本 マイケル・ムーア
撮影 クリストフ・ヴィット
音楽 エリン・オハラ
キャスト ドキュメンタリー
<評価>
☆☆☆☆(満点=5)
<プレヴュー>
5000万人が医療保険に未加入のアメリカ、自己で指を切断した男
性は接合手術が中指なら6万ドル、薬指なら1万5千ドルといわれ、
薬指を選択した。医療保険に入っていても何やかやの理由で保険適
用を断られ、治療を認めない監査医には高給が支払われる。
アメリカの医療制度の矛盾をマイケル・ムーアが鋭く突っ込む世
界の保険医療制度入門映画。日本もこうなってしまうのではないか
と空恐ろしくなる。
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