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ガソリン値下げがやはり話題ですが、衆議院で再可決されてしまえ
ばまた値上がりということで、今のうちに買いだめという方もいる
かもしれません。
しかし、いろいろなところで報道されているように、ガソリンは揮
発性のため灯油用のポリ容器などで保管するのは非常に危険です。
金属容器を使いましょう
ただ、20L入りで3000円以上してしまうので、値下げの効果も何も
あったものではありませんが…
ちなみに自動車取得税も3%下がっていますので、高級車をお買い
求めの方は今がチャンス。
1000万の車なら、30万円安くなるってことです。
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■ 今日の映画
犬神家の一族(1976)
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楽天でレンタルする■ 今日の映画 − 犬神家の一族(1976)
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犬神家の一族(1976)
1976年,日本,146分
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<キャスト&クルー>
監督 市川崑
原作 横溝正史
脚本 長田紀生
浅田英一
岩下輝幸
日高真也
市川崑
撮影 長谷川清
音楽 大野雄二
キャスト 石坂浩二
高峰三枝子
三条美紀
草笛光子
あおい輝彦
地位武男
島田陽子
坂口良子
小沢栄太郎
加藤武
大滝秀治
岸田今日子
<評価>
☆☆☆1/2(満点=5)
<プレヴュー>
信州・那須の犬神財閥の当主佐兵衛が死に、遺言は9人の遺族が
集まるまでは公表されないとされた。死から数か月がたち、金田一
耕助が犬神家の顧問弁護士事務所の男に呼ばれるが、那須について
すぐその男が死んでしまう。その直後、復員してきた最後の遺族佐
清が復員し、遺言が読まれることになったが、その佐清は顔にむご
い傷を負い、不気味なマスクをして現れたのだ…
市川崑監督の人気シリーズとなる石坂浩二主演の金田一耕助もの
の第1作。2006年には自身でリメイクした。
<レビュー>
恐ろしい顔の老人犬神佐兵衛翁が死に、子供達は口々に遺産相続
のことを口にする。弁護士の古舘は相続人の9人全員がそろうまで
遺言状は開封しないと告げる。それから7ヶ月、古館の部下若林が
東京から私立探偵の金田一耕助を呼ぶが、ついたその日に若林は変
死し、犬神家の関係者である野々宮珠世が殺されそうになる。
横溝正史の金田一耕助シリーズといえば推理小説の名作で、この
作品以前にすでに映画化もされている。しかし、金田一耕助の映画
といえばやはりこの『犬神家の一族』に始まる市川崑監督、石坂浩
二主演の4作品の印象が非常に強い。それは、この市川崑監督によ
る金田一耕助シリーズが横溝正史のおどろおどろしい世界を見事に
映像化しているからだ。
市川崑は60年代に日本を代表する監督のひとりとなり、モダニズ
ムの旗手として日本映画が斜陽を迎えた70年代以降もATGに参加
するなどして旺盛に映画を作ってきた。その彼だからこそこの金田
一耕助を作れたのだ。ものすごいスピードで切り替わるカット割り、
大胆なメイク、暗い中に浮かび上がるようなライティング、それら
のモダニズム手法が横溝正史の物語世界と見事に合わさり、独特の
世界観を作り出しているのだ。
それは本編の映像だけにとどまらず、誰も見たことが無いような
タイトルクレジットや使われる音楽も大胆にして魅力的なものだ。
今見ても古臭く感じられないということは、30年前にはかなり斬新
なものだったということだ。
そして、役者達もいい。長女の松子を演じた高峰三枝子を筆頭に
犬神家の面々を演じた役者達は往々に無表情で、それが不気味さを
演出し、謎を謎として投げかける。そしてその無表情が崩れるとき、
事件は大きく展開する。野々宮珠世を演じた島田陽子も同様に無表
情である。彼女が犯人かもしれないという疑念をかすかに抱かせる
ほどの不気味さも備え、謎をさらに深める。
リメイクの2006年版と比べると、やはりオリジナル版のほうがい
いような気がする。特に2006年版で珠世を演じた松嶋菜々子は怪し
げな部分がまったくなく、事件に関わっているという感じがしなかっ
た。犬神家の姉妹を演じた富司純子、松坂慶子、萬田久子もちょっ
と演技過剰という感じで不気味さがあまり伝わらなかったように思
える。ただ、ホテルの女中を演じた深田恭子だけは坂口良子よりも
存在感があったように思う。
物語のほうも2006年版より、この1976年版のほうがなんだかしっ
くり来る。やはりそれは野々宮珠世が犯人かもしれないという可能
性を残している点が大きいと思うのだが、その珠世が決して出すぎ
ず、登場人物の多くが同じくらいの重みで描かれている点がいいの
ではないか。金田一耕助もでしゃばりすぎず、すべてが淡々として
いる。
推理ものの映画にはこのような淡々とした部分が必要なのだ。観
客はただそこで展開される事件を見るのではなく、その淡々とした
物語が生む「間」に自分で推理をすることが出来る。いろいろな証
拠を頭の中で検証し、誰が犯人かあたりをつける。新しい事件がお
きるたびにその推理は覆され、また新たな推理を展開する。それが
推理物の楽しみ方ではないか。
2006年版ではエンターテインメントせいが強くなったために、そ
のように観客が自分で推理する間がなくなってしまっていたように
感じた。そのようにして観客を圧倒し巻き込んで考えさせないとい
うのは娯楽映画の世界的な流れではあるのだが、この映画はそのよ
うな頭を使わなくていい映画ではないはずだ。
だから、両方見ようという人はまずこの1976年版を見て推理する
楽しみを味わい、それから2006年版を目くるめくエンターテインメ
ントとしてみればいい。市川崑がもしそこまで考えて1976年版をす
でに見た人たちに向けてリメイク版を作ったのだとしたら、市川崑
というのは本当に天才的な監督だったということになるし、私は本
当にそうなんじゃないかとなんとなく思う。
□ ヒビコレリンク
『犬神家の一族』(2006年版)
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<今日の作品:犬神家の一族>
<今日のお勧め>











