ダイエット、本当にいろいろなダイエットがありますが、
「チョコレート」と「あるデザート」でダイエットが出来るとい
う記事を見つけました。
http://www.1mgkk.com/m/401284/cinema2.html
そのデザートって何?っていうのがみそなわけですが、それだけ
でなく意識改革の仕方なんかも書いてあって、つまりはどうした
ら痩せるかという解説なわけです。
痩せるかどうかってのは結局“意志”の問題だと思いますからねぇ
その“意志”を固めてくれるものならダイエットに効くというこ
となんだと私は思います。
興味のある方はどうぞ
今日は今週末公開『敵こそ、我が友 〜戦犯クラウス・バルビーの
3つの人生〜』です。
骨太のドキュメンタリー、「世の中について考えよう!」という
意気込みで是非!
7/26から銀座テアトルシネマで、8/2からは名古屋ゴールド劇場で
上映が始まります。
公式サイト
■ 今日の映画 − 敵こそ、我が友
--cinema2260------------
敵こそ、我が友 〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生〜
Mon Meilleur Ennemi
2007年,フランス,90分
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<キャスト&クルー>
監督 ケヴィン・マクドナルド
映像 ニコラ・ショードゥルジュ
音楽 アレックス・ヘフェス
キャスト アンドレ・デュソリエ
カルロス・ソリア
クラウス・バルビー
<評価>
☆☆☆1/2(満点=5)
<プレヴュー>
クラウス・バルビーは22歳でナチス親衛隊に入隊、いわゆるゲシュ
タポとしてドイツ占領下のリヨンでレジスタンスの殲滅の任に当たっ
た。戦後、アメリカ陸軍情報部が反共政策の一環としてナチスの残
党を雇うと、バルビーもその一員として工作活動に従事した…
ナチスの残党の戦後の運命を『ラストキング・オブ・スコットラ
ンド』のケヴィン・マクドナルドが現代の世界政治を問う社会派ド
キュメンタリー。骨太です。
<レビュー>
ナチスの残党について描いた映画といえば、アドルフ・アイヒマ
ンについてのドキュメンタリー『スペシャリスト・自覚なき殺戮者』
を思い出す。アイヒマンもこの『敵こそ、我が友』の主人公クラウ
ス・バルビーと同様、戦後長きにわたって裁かれることなく外国に
逃れていた“戦争犯罪人”である。
しかし、このふたつの作品はまったく違う。『スペシャリスト』
がアイヒマンの裁判に注目し、彼の戦争中の行為の意味を問い、そ
の行動の責任がアイヒマン自身にあるのか、それとも命令を下した
もっと上の組織にあるのかを問題にする。そして、組織と個人の悪
のあり方を描いていた。
この『敵こそ、我が友』はクラウス・バルビーの戦後の行動=活
動を描くことで彼が裁かれることなく南米に渡り、ついには政治に
関わるようになることを許した国際政治のあり方を問うている。こ
の作品はクラウス・バルビーという個人の人生をモチーフとしなが
ら描いているのは政治そのものなのである。
映画の意図はクラウス・バルビーを断罪し、同時にこのような人
物を利用してきた“政治”をも断罪しようというものであろう。特
に彼を利用し続けたアメリカに対する非難のまなざしは明白である。
しかし果たして、クラウス・バルビーを断罪するということに成功
しただろうか。
この作品は多くのレジスタンスを拷問して殺し、44人の子供たち
をアウシュビッツに送りながら、安穏ともいえる生活を何十年も送っ
たこの人物を終始非難の目で見つめる。確かにこの男の所業は断罪
に値する。それは映画を見るまでもなく納得できる。しかし、この
作品はその当然の結論ありきで論を進め、同時に“政治”に対する
批判をした為にその当然の結論がないがしろにされているという印
象も生んでしまう。
そのような印象を最も強く与えるのは、チェ・ゲバラとクラウス・
バルビーを弁護することになった弁護士の相似である。この作品で
はクラウス・バルビーをチェ・ゲバラを死に追いやった黒幕として
断罪している。そのエピソードのところでチェ・ゲバラの演説の映
像を使い、チェに帝国主義を断罪させている。ナチスドイツと他の
帝国主義国を並列に論じさせているのだ。これとまったく同じ議論
がバルビーを弁護することになった弁護士からも聞かれる。この弁
護士はバルビーの思想に共感しているわけではないという留保がな
されてはいるのだが、それでも違和感を感じざるを得ない。
ここに浮かび上がってくるのは、帝国主義の手先としてチェと対
立したバルビーがその帝国主義国家によって裁かれるという構造な
のだろうが、そのようにして帝国主義国家の矛盾を突くあまり、映
画の核心であったはずのバルビーの存在が希薄になってしまうのだ。
バルビーを断罪する意味もわかる、そしてアメリカを中心とする
帝国主義を断罪する意味もわかる。しかし、この映画においてはそ
のふたつはきっちりと両立してはいない。それだけ“政治”という
ものがつかみ所のないものだということではあるのだろうけれど、
それで終わってしまっては雲をつかむような話になってしまう。
このバルビーの話自体は政治の裏側を語るという点で面白いのだ
から、さらに踏み込むためのきっかけを与えて欲しかった。面白い
物語であるからこそ、もっとインパクトのあるメッセージが欲しかっ
たと思うのは贅沢だろうか。
□ ヒビコレリンク
『スペシャリスト・自覚なき殺戮者』
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