2009年11月14日

「ツイッター140文字が世界を変える」を読んだ!いざtwitter!

私(@gentleman_loserも始めて半年近く、すっかりはまってしまっているtwitter(ツイッター)だが、それについての本が発売され、レビューを書くことになった。

「twitterなんて知らない!」という人もいるかもしれないので、一応書いておくと、twitterというのは140字までのつぶやきをポストするだけのネットメディアだ。と書いても何のことやらだろうが、まあレビューを読んでください。

「ツイッター140文字が世界を変える」
アルファブロガーのコグレマサトさんといしたにまさきさんがtwitterについて書いた指南書。twitterの機能や使い方などについて解説しつつ、その歴史や独自性、面白さ、可能性などについて語るというスタンスの本。



  
 
この本は基本的にはtwitter入門者向けで、「twitter面白そうだから始めたいけれどよくわからないなぁ」という人に最適な感じだ。まずはtwitterが生まれるまでそして生まれてからの歴史、さまざまな機能なんかについて解説されている。すでにtwitterを使っている人にとっては知っていることなので、そんなに面白いものではないが、あのヒウィイッヒヒー事件をリアルタイムで体験した者として、その記述を本で読むのはなんだか新鮮で、そのときの記憶がぶわっとよみがえってきた。広瀬香美という別段好きでもなかったアーティストがいきなり身近な存在になってしまった瞬間、それを数千人が同時に体験したという瞬間はすごかった。

と書いても伝わりにくいのがtwitterの難しいところ、実際にやってやりこんでいかないとその魅力がわからないというのがtwitterなのだ。この本もそのことを意識して書かれている。だからtwitterを始めようと考えている人、あるいは始めたけれど面白さがわからずに放っておいてしまっている人がその世界に入れるようにガイドしているのだ。

というわけで、twitterについて知りたいという人にとってはいい本な訳だが、すでにtwitterにはまっている人(つまり私)にとってはどうだろうか?

言ってしまえば知識として新たに得ることはあまりない。でも、すっきりとまとめられた記述からは考えさせられることもある。たとえばtwitterとビジネスについて。すでに大手企業がtwitterを利用することは珍しくなくなったが、この本はその際に重要なのは「人間味」だということを強調している。それはまったくその通り、その企業のtwitterアカウントを管理している人(中の人)の人間性がそのアカウントが支持されるかどうかを決めるのだ。

これはtwitterが「つぶやき」を通じて「人」と通じるメディアだからだ。企業そのものと個人ではその関係は生まれにくいが、その企業の「中の人」とならその関係を構築しうる。その関係性が出来上がれば私たちは企業から情報を受け取るだけでなく、その企業とつながることができる。

「フロー」と「ストック」というところも面白かった。twitterのつぶやきはどんどん増大していくわけだが、それはすべてストックされていく。その膨大なストックの可能性について考えたことはなかった。どんどん積み重なっていけばそれは巨大なデータベースのようになり、無限の可能性を秘めるようになる。しかもオープンなtwitterでは誰でもそれを利用できるのだ。

ガッと2時間くらいで読んだが、twitterの良さを再認識し、同時につぶやきがパブリックなものであり、データとして記憶されていくことの意味についても考えさせられた。必読!というわけではないが、twitterに興味があるなら読み物として楽しめる本だ。


が!
もちろんこの本は全然twitterの面白さを伝えられていないとも思う。タイムライン上で展開されるコントのごとき会話の面白さ、どんどん広がっていくフォロワーとのつながりの暖かさ、そこで得られるさまざまな知識(twitterは同じ興味を持つ人同士がつながりやすいのでいろいろと面白い情報が得られる)、そのようなものは伝わってはこない。こんな顔文字 「・ω・)「ガオー も出てこない。そういうところが本当は面白いのに。
 
そしてbot(twitterで自動的につぶやくロボット)についてあまり触れられていないのも残念だ。まあ自分がbot(@sika_desita:水曜どうでしょうファンのためのbot)を作っているということもあるわけだが、botというのはtwitterを楽しむ上ですごく重要だと私は思う。botは個人で楽しむだけでなく、そのbotを中心とした人のつながりも生む。twitterのシステムをうまく使えば、そんな風にコミュニケーションの幅を広げていけるのだ。

ビジネスについて書いたほうがいろいろな人の興味を引くのだろうけれど、私としては個人と個人がつながるための手段としてのtwitterにもっと注目して欲しいと思ったりする。

なんかすっかり長くなっちまった。
そんだけtwitterにはまってるってことだ。
皆さんもぜひ!
 

posted by ヒビコレエイガ at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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