2010年02月19日

クーリエ・ジャポン 2010年3月号 アメリカの貧困は本当に…

最近一番読んでいる雑誌、クーリエ・ジャポンの3月号を今月もレビュープラスさんから献本いただいた。
 
今月の特集は「貧困大国(アメリカ)の真実」である。
 
オバマが大統領になって1年、どうも彼の政策は最初に言っていたものよりずいぶん後退してしまった感がある。そのあたりを「貧困」を切り口に語るという特集だ。
 
基本的にはアメリカの貧困の話というのはもはや定番と言うべき話題になってしまっている。世界一豊かなはずのアメリカに貧しい人たちがたくさんいる、それがまぎれもない真実であり、その原因についてもあちらこちらで話に出る。この特集は、それを整理してどうしてそのようなことになってしまったのか、小浜はそれを帰ることができるのか、ということについて丁寧に語ったものだ。
 
そして、フードスタンプ、学資ローン、刑務所ビジネスという(私にとっては)聞いたことはあるけれど、よくわしらないようなことがしっかりと書かれていて大変ためになった。読み終わるとなんともやるせない気分になるが、現実だからしょうがない。そして、同じことが日本にも起こりうるということも容易に想像がつく。
 
そんな中、特集の最初と最後に記事を寄せいている堤未果さんの記事がどちらもいい。日本の未来にも、オバマ政権の未来にも、明るい側面を見出そうとしてやるせない現実を乗り越えようとする。外国の新聞や雑誌に載った翻訳記事を日本人の書いた記事で挟み込むというのもなかなか面白い組み方だと思った。
 
 
という特集だったが、私がこの号で一番引き込まれたのはこれではなく、タリバンに拘束されたNYタイムズの記者デヴィッド・ロードの手記:完結編!
いよいよ彼がタリバンのアジトから脱出するのだ!事実は小説より奇なりとは言うが、映画並みのスリルが面白かった!いやはやいやはやである。
前号までの記事はクーリエ・ジャポンのサイトで読めるとのことなので、是非それを読んでから今月号を手にとって欲しい!
 
posted by ヒビコレエイガ at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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