2008年04月24日

ツイステッド

楽天のオンラインDVDレンタルの紹介は以前からしていますが、
リユースDVDが全品788円というショップもあります。
レンタルが1枚400円くらいかかることを考えると、リユースで買っ
てしまったほうがいい作品も結構あるかもしれません。
とくに、名作2作品が入ったDVDが結構ありました。
『サンセット大通り/アラバマ物語』とか
『第三の男/市民ケーン』とか

1作品あたりにすると394円なので、1枚500円の廉価版より安い
ことになります。名作がほしいなぁと思っている方はどうぞ。





■ 今日の映画 − ツイステッド


--cinema2198------------

 ツイステッド

 Twisted
 2004年,アメリカ,97分


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<キャスト&クルー>

監督 フィリップ・カウフマン
脚本 サラ・ソープ
撮影 ピーター・デミング
音楽 マーク・アイシャム

キャスト アシュレイ・ジャッド
     サミュエル・L・ジャクソン
     アンディ・ガルシア
     デヴィッド・ストラザーン

<評価>

☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 幼い頃に両親を亡くし、父親の元相棒ミルズ捜査官に育てられた
ジェシカはサンフランシスコ市警殺人課初の女性捜査官となった。
捜査官になって早々、殺人事件がおきる。その被害者はなんとジェ
シカが一夜の関係を持った男だった…
 アシュレイ・ジャッド主演、フィリップ・カウフマン監督のクラ
イム・サスペンス。可もなく不可もなく、平凡な作品。


<レビュー>

 このサスペンスの肝は、殺人事件の起こった時間に酒で酔いつぶ
れて記憶のないジェシカが自分が犯人ではないかと疑心暗鬼になっ
ていくという点。優秀な捜査官でありながら、夜は酒を飲まなけれ
ばいられず、バーで男を引っ掛けては男と一夜限りの関係を持つジェ
シカは、父親が人を殺したいという衝動に耐え切れず母を殺し自分
も自殺したという話を聞き、自分にもそのような要素があるのでは
ないかと恐れる。
 一人の女性の心理を描きながら、犯人はいったい誰なのかという
サスペンスで観客を引っ張って以降という魂胆だったのだろうが、
肝心のサスペンスのほうは、これだけジェシカが犯人かもしれない
という組み立てになっていると、彼女が犯人ではないことは明らか
で、となると最後にどんでん返しがあるということなので、真犯人
は容易に推理出来てしまう。しかも、思っても見ない人物が犯人だ
という組み立てにこだわるあまり、肝心の動機の部分があいまいで
解決しても今ひとつ納得が出来ない。『ツイステッド』という題名
だが、ひねりすぎた結果まったくひねりのないしかも納得できない
結末になってしまったというのがなんとも皮肉だ。
 まあしかし、アシュレイ・ジャッドが自分が犯人ではないかと疑
心暗鬼になって追い込まれていく部分はそれなりに見れる。幼い頃
に両親が死に、捜査官としての英才教育を受けたという設定、それ
はトラウマを抱えると同時にそれを見せないように装う能力をも身
につけているということを意味する。もう少し登場人物を増やし、
連続殺人の態様にも変化をもたせれば結構面白い作品になったので
はないかという気がする。ジェシカの怪しげな元恋人はなかなかい
い存在で、あういう脇役がもう何人かいればよかったのに、なんだ
かもったいないような気がする。
 アシュレイ・ジャッドは今ひとつ目立たないというか、スターと
いう感じはしない女優だが、こういうサスペンス形の映画には向い
ているんですね。まあ、そんな作品に出ることも多いようだし。や
り手という感じではないが、強さと弱さを併せ持つキャラクターと
いうのは向いているような気がする。
 監督のフィリップ・カウフマンは『存在の耐えられない軽さ』以
外はぱっとした作品もなく、この『ツイステッド』以来監督もして
いないようだ。次回作は決まっているらしいけれど、ちょっとね…

 まあ、いうなればテレビ東京の昼間にやっていそうな映画という
感じ。見所はありません、せいぜいひまつぶし。

posted by ヒビコレエイガ at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ2000年以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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